サバイバルホラーゲームの代名詞“バイオハザード”の世界観を、最新フルCGでアニメ化した作品。特筆すべきは、実写、アニメ、ゲームというジャンルの垣根を越えて集結したスタッフの面々でしょう!エグゼクティブ・プロデューサーにはハリウッドでも活躍するホラーの名手、清水崇。監督には『THE NEXT GENERATION パトレイバー』やドラマ『HiGH&LOW Season2』でメガホンを執った辻本貴則。脚本には小説家であり、人気アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の脚本やゲームの原案なども多く手掛ける深見真。原作監修には“バイオハザード”シリーズの開発にも携わったゲームクリエイターの小林裕幸。そして音楽を担当するのは『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』などで海外からも高い評価を受ける川井憲次。“その筋”の一流クリエイターが集結しているだけでもワクワクしますが、本ゲームのファンならば、クリス・レッドフィールドやレオン・S・ケネディら、歴代ゲームの人気キャラクター達が活躍するストーリーに心が踊るでしょうし、ゲームの原点回帰ともいえるホラー要素もしっかりと描かれていて、「ああ!これぞバイオハザード!」といった感覚を味わえると思います。もちろん、ゲームに明るくなくても大丈夫。暗闇から襲いかかる恐怖、スリル満点のアクション、思わずホロリの復讐ドラマ、クリスとレオンの熱い友情…と、見どころも満載で、アトラクション感覚で楽しめる作品です。 |
ホラーが極端に苦手でなければ、わかりやすくて適度に刺激があるストーリーはデートにもピッタリだと思います。全体を通してロマンティックな作品ではないですが、敵役がダークサイドに落ちた裏には、涙なくしては語れないラブストーリーが隠されていたり、意外と泣かせどころもあるので女子にも観やすい作品だと思います。クリスとレオンのブロマンス(ラブロマンスじゃないですよ、念のため)にもキュンキュンきますので、バディもの好きや、その手の作品が好きな女子は1人か女子同士で観にいくと、男子に遠慮なく萌え萌えできると思います(笑)。 |
PG-12作品ですので、12才未満の方が鑑賞する際は保護者の指導が必要です。ホラー描写はそこまで過激ではないですが、ダークな世界観や暗闇に対する恐怖感でキッズによってはかなり刺激的に感じるかも知れません。せめて小学校の高学年になってから観るとよいと思います。 |
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