2013年2月2日より全国公開
日活
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ジョシュ・デュアメルの鍛えられた肉体が見事でしたね。ふいに脱ぐシーンはきっと女子なら目が釘付けになるでしょう。アクションシーン満載で、特に車越しに彼女をかばいつつ遠くにいる敵と銃で戦うシーンが印象的です。てっきりブルース・ウィルスと2人でコンビを組んで悪党を倒していくのかと思っていましたが、今回はブルース・ウィルスのアクションシーンはありません。実際に映画を観てみるとジョシュ・デュアメルだけでアクションをやることで大物ブルース・ウィルスのサブ的ポジションにならなくて良かったのかなと思いました。それにこの映画のジョシュ・デュアメルがあんなに激しくかっこ良く動く姿を観て、アクション俳優としての今後の活躍に期待が持てました。 また、本作のタイトルにある『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー〜』は英語のことわざで“毒を持って毒を制す(悪を除くために別の悪を利用すること)”という意味があるそうです。タイトルがことわざにかけているとは思っていなかったので、ただ主人公のジェレミーが消防士だから付けられたタイトルなのかな〜と単純に考えていましたが、このことわざを踏まえて物語を思い返すと、主人公のジェレミーが段々と変化していくのに関係しているようにも思えます。そう考えると解釈の仕方が増えておもしろいので、ぜひ主人公が消防士であるということと、このことわざの2つの意味を考えながら観てみて下さい。ただし、軽はずみに「ジョシュ・デュアメル出演しているから観てみようか」という女子同士のノリで観るにはアクションが過激なのでよく考えてから観に行くことをおすすめします。 |
デートで観て盛り上がるのかといったら微妙ですね。後味も良いものではありません。アクションが好きな者同士であれば楽しめると思いますが、指をつめたりするシーンの表現の仕方が直接的に映るので女子でそういうのが苦手な方であれば「こういう映画は無理」とはっきり彼に断った方が良いでしょう。ですが、恋愛要素もあるので愛のための主人公の行動がありかなしか2人で判定しみるのはおもしろそうです。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/ジョシュ・デュアメル
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2012.12.25 TEXT by Shamy