めっちゃオマージュが盛りだくさんで、特に“スパイダーマン”要素が満載です。そのせいもあってか大作感が出ていて、1作目がヒットして予算が増えたのかなと思わせるムードがバリバリです(笑)。資料に寄ると、「(鈴木亮平は)アメリカのヒーロー達と並んでもひけを取らない世界標準の身体を目指しながら、福田監督からのリクエストで社交ダンスのレッスンを一ヶ月受けた。ルンバの動きを取り入れた、ユラユラと腰が動く画期的なアクションに注目だ」とありますが、資料の文面にも遊び心があって最高です(真面目に書かれているかも知れませんが・笑)!とは言え、ルンバか〜、そこは気付かなかったなあ。でも、今作でも鈴木亮平の肉体美は見事でしたよ。マッチョ好きには堪らないシーンがいっぱいです。ここは世界標準と言っても大丈夫なんじゃないですかね。で、カンヌ国際映画祭で日本人初史上最年少で最優秀男優賞を受賞した柳楽優弥さえも出演しているということで泊がつきましたが、そういった意味でも今作がスケールアップしたことを証明しています。
それにしても、前作に引き続きまたもやツボにハマるシーンがいっぱいあったのですが、「女子が堂々と笑っているとどうなんだろう。絶対私も変態だと思われるに違いない」と意識してしまい、控えめに笑いながら観ました。心おきなく楽しむには女子限定上映会をやってみたい作品ですね!
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これを観て和気藹々と一緒に笑えるなら、とても相性が良いカップルだと思います。下ネタっちゃ下ネタですが、エロいのとはちょっと違って、子どもっぽいギャグなので、言うほど気まずくないのではと思いますが、女子だけ堂々と笑うという構図はやはり異様に見えるかも知れないので、男子の懐の大きさ次第でしょう。彼女が変なところで笑っていても「こいつ、カワイイな」と受け止めてくれる彼氏と付き合っている人は一緒に笑って盛り上がってください。 |
キッズやティーンこそ、こういうギャグがおもしろいお年頃だと思いますが、大人から敢えて青少年にオススメするというのもいかがなものかと思うので、ここではわざわざオススメかどうかは表明しませんが、私が今子どもだったら、友達と一緒に観て、普通に楽しめるだろうと思います。親と観るのはちょっとお互いに気まずいですよね(笑)。 |