2016年5月7日より全国公開
東映、日活
公式サイト
原作を知らないので、タイトルだけのイメージからもっと穏やかな内容なのかと思っていましたが、結構ドロドロした内容だし、アクションも激しくて良い驚きがありました。冒頭から激しいアクションが繰り広げられますが、掴みが上手。おかげで最初からすごく引き込まれましたが、窪田正孝の身体能力の高さに本当に驚きました。本作のアクションの見どころはほぼ全て窪田正孝が演じる土志田のシーンと言っても過言ではなく、あまり私のタイプの顔ではないのに(知らんがな・笑)、今作ですごく興味が湧きました。東出昌大が演じた中津というキャラクターはキック・アスっぽくて、窪田正孝が演じる土志田はスパイダーマンっぽいなと思いましたが、アメコミ・ヒーローが好きな人にも楽しめるのではないでしょうか。世の中を少しでも変えたいともがく主人公達の奮闘にも共感が湧く作品です。 |
思ったよりも痛々しいシーンがあり、血まみれになるシーンも出てくるので、微妙なところではありますが、極度の怖がりで無い限り、デートで観る許容範囲内だと思います。ロマンチックなシーンはほぼないので、ムードを盛り上げたいデートではオススメしません。逆にサバサバしたデートにしたいときにはこれくらいの内容がちょうど良いのかも知れません。 |
アクションがすごくてカッコ良い土志田が実はもともと下着泥棒だったり、懲らしめた相手を吊し上げたり、キッズにはちょっと善悪の境界線が曖昧に見える部分もあるので、混乱するかも知れません。善悪の区別がある程度理解できるようになってから観るほうが良いように思います。中学生以上なら充分理解できる内容だと思いますが、自分の心の弱さとの葛藤や、友情、社会に対する闘い…等、キャラクター達が成長する姿に、何か学べる部分を見つけてもらえたら嬉しいです。 |
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©福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会
2016.4.19 TEXT by Myson