2011年6月4日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
自分が高校生のときに観ていたら、素直に楽しめたかも知れないけれど、結構な大人になってから観るとちょいと恥ずかしくなっちゃうほどキラキラした映画です。現実離れした設定や展開に「そんなことあるかいな〜」という思いで観てしまう自分にちょっと悲しくなりましたが、そもそも元はコミックだから何でもありですけどね(笑)。 とそんな感じで、正直設定や展開は受け入れがたい部分もありましたが、ところどころ良いセリフがあり、そういう点では共感しました。自分の足で歩くこと、自分らしさや自分の意志を持つことの大切さを描いている点でステキな映画だと思うし、この映画の登場人物たちのように、ぜひ今の若い人たちに敷かれたレールに疑問を持たずにただ進むのではなくて、自分自身の夢を持って、自分の道を進んでもらえたらと思います。というわけで、若い人には素直に楽しんで欲しい、すれた大人女子にはちょっと優しい目で観て欲しいという作品です。 |
コミックのなかの現実離れした世界を自然に受け入れられる世代…中学生から大学生くらいのカップルなら純粋に楽しめそうです。ただ、二人の男でゆれる恋心を描いているので、女の子同士で観に行く方が、鑑賞後のガールズトークを楽しめると思います。デートで観ても害はないですが、かなり女子寄りな作品なので、男性がこの手の作品にどう反応するのか予想がつきません。たぶん、あまりに男気の強い彼氏や夫とのデートには向かないでしょう。 |
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2011.4.3 TEXT by Myson