2011年12月3日より全国公開/PG-12
ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント
公式サイト
『ソーシャル・ネットワーク』でブレイクしたジェシー・アイゼンバーグと、『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー監督との再びタッグで、プロデューサーがベン・スティラーと聞けば、期待せずにはいられませんが、見事期待に応えてくれました。初っぱなの車を飛ばすシーンなんて、ちょっと意外性もあって、まるでアクション映画が始まるようなスピード感で期待を煽られました。そのスピード感を良い感じで保ちながら、物語はいろいろなラインが入り交じって、最後にキレイさっぱり集結する。いろいろな伏線がうまいことこんがらがって、どうやって終わるのかなと思いましたが、クライマックスのたたみかけ方がまたスピード感を増し、スカッとしました。 キャストも良いですね。ジェシー・アイゼンバーグが演じたニックは何だか可愛かったし、相棒チェットのキャラクターも良かった。2人ともおバカさんなのか、頭が良いのか、ギリギリの線で乗り越えていく展開がハラハラドキドキで楽しめました。チェット役を演じたアジズ・アンサリは、アメリカで超人気のコメディアンらしいですね。この絶妙なマヌケ・キャラ演技、納得ですw ただのコメディに終わらずにエンターテイメントとしてとても良くできている作品です。 |
デートでも気楽に楽しめる映画です。上映時間も82分と観やすい。ストーリーも軽快でわかりやすく、映画を見慣れていない人でも充分楽しめます。ちょっと下ネタが出てきますので、そういうのに異常な抵抗を感じる方、まだそういう話題には敏感なつきあいのカップルは観る前にちょっと考えましょう。露骨なシーンはないのですが、セリフにそういうのが出てくる程度ではあります。 そこを気にしない限り、笑いあり、爽快感ありの楽しい映画ですので、観た後の時間も楽しいムードが持続できるでしょう。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/ジェシー・アイゼンバーグ
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2011.11.22 TEXT by Myson