このシリーズ前作2作は正直なところ特に好きというわけでもないのですが、やっぱり3作目が出たとあれば観たいと思わせる何かがあるんですよね。で、今回はトミー・リー・ジョーンズが演じるKの若き日のシーンをジョシュ・ブローリンが演じるというから余計に観たくなりますよね。実際にジョシュ・ブローリンが扮した若きKは、トミー・リー・ジョーンズが若い頃もこんなだったのかもと思えるほど似ているように思い、ビックリしました。で、今回はエイリアンとの奮闘というよりは、JとKの知られざる過去を知るストーリーになっていて、最後は「うわっそういう関係だったのか!」と驚くとともに感動しました。今作はシリーズ最高傑作ですし、期待以上のおもしろさでした。前作が軽いノリだっただけに、今作の感動は良い意味でサプライズでとても充実感がありました。老いたKと若いKの比較も楽しんでください。もちろん、ウィル・スミスの軽快なノリも健在です。 |
エイリアンがふんだんに登場するので、やっぱりドロ〜っとした液体とか、むにゅむにゅ〜っとした突起物とかの気持ち悪さはあります。SF好きからするとそこが良いってわけですが、苦手な人はいますよね。でも今回はエイリアンとの戦いというよりは、JとKの知られざる過去に迫るドラマの部分が大きいので、結構中身のあるストーリーになっています。シリーズ前作を観ていなくてもわかりますが、一応前2作のどちらか1本でも観て、JとKのいつもの感じがわかっていた方がより今作のストーリーに入りやすいと思います。老若男女誰でも楽しめる内容ですので、エイリアンの気持ち悪ささえ大丈夫だったら、デート向きの映画だと思います。 |