2015年10月17日より全国公開/R-15
ワーナー・ブラザース映画
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シリーズ1作目は、主演のチャニング・テイタムの下積み時代の実体験をもとにした物語ということで、華やかでセクシーなストリップショーも見どころでありつつ、人間ドラマも丁寧に描かれていましたが、今作は完全にショーを重視した展開になっていて、テンションの違いがだいぶありました。なので、今作に関しては特に、この映画に何を期待して観るのかに寄って評価が変わるでしょう。日本の今作の宣伝キャッチコピーが「カラダ目当てで来て下さい」とされているので、そのつもりで観る人には問題ないと思いますが、前作のストーリー性がより膨らんでいることを期待して観てしまうとちょっと肩透かしに思えるかも知れません。ということで、宣伝文句通りにカラダ目当てで観ることをオススメしますが、そういうだけあって、今作の方がセクシャルな攻めが半端ありません。むしろセクシーというよりも卑猥という表現に近いかも(笑)。マッチョなイイ男たちのダンス・パフォーマンスはマン・ツー・マンで行われるシーンが多いのですが、実際にこれを自分がマン・ツー・マンでやられるかと思うと、シャイな日本人にとっては罰ゲームになっちゃうのではないかというほど刺激的です。でも、身近でストリップ劇場なんて行けない日本女性にとっては、ある意味そんな刺激的な体験が映画を観ることで実現できるわけですから、女子自身にとっての新境地を見つけるには良いかも知れませんね(どんな新境地やねん・笑)。まあとにかく笑っちゃうくらい、ダンスがエロいので、好奇心で観に行ってみてください。 |
手を繋ぐのも苦労するようなシャイなカップルが一緒に観ると固まってしまうかも知れませんが、「これくらい攻めて来い」という意味も込めてショック療法的に女子が男子を誘ってみると、彼の反応が見ものですね(意地悪!・笑)。ただし、「何でこんな過激でエロい映画に誘ったんだろう」と、いろいろな思いを巡らせてしまう可能性は大いにあるので、その辺りは注意して誘いましょう。エッチな話題でも一緒に観て平気なカップルは、本作に触発されて自分たちも燃え上がっちゃうのも良し、笑っちゃうのも良しです。 |
R-15なので、15歳になるまで観られません。大人とは別で、ティーンで言うと男女どちらにとって刺激が強いのかと言えば、男子の方がショックが大きいかも知れないですね。映画のなかの女性たちはセクシーな男子に熱気ムンムンで楽しんでますが、女子を口説くときに毎度こんなアプローチをしなければいけないわけではないので、プレッシャーに感じなくて良いですからね(笑)。まあやり方によってはウケる場合もあるので、いち情報として参考にするには良いかも知れませんが、逆に使い方を誤るとドン引きされるので、劇中での女子の反応が世の女子の反応全てだとは思わないように。 |
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2015.9.29 TEXT by Myson