シリーズ2作目となる今作では、母ドナ(メリル・ストリープ)の姿はなぜか見当たらず、ソフィ(アマンダ・セイフライド)が1人ホテルをオープンしようとするところから始まります。構成としては、ソフィのこれからと、若かりし頃のドナの恋愛が軸になっていて、それが徐々に交錯していくところで、母から娘へ大切なものが受け継がれているのが伝わってきます。豪華キャスト、美しい情景、素晴らしい楽曲の数々で彩られたシーンは、ずっと母が娘を見守っているという幸福感と愛に溢れていて、特にラストのシーンは涙を誘います。ソフィの3人の父、サム、ハリー、ビルとドナの若かりし頃のそれぞれの恋愛についても真相が明かされて、ロマンチック度は前作よりも勝っているという感触。ユーモアも1作目に劣らずで、笑えるシーンも豊富です。特にコリン・ファースが演じるハリーは相変わらず美味しいなと思いましたが、若きハリーを演じたヒュー・スキナーも良い味を出していました。一方、イケメン担当としては、ジェレミー・アーヴァインが演じた若きサムが役柄的にもすごくカッコ良かったので、キュンキュンシーンも味わってください(笑)。観終わった後はすごく幸福感に浸れる作品ですので、老若男女にオススメです。 |
豪華キャスト、シーンの美しさ、ノリノリになれる楽曲、テンポの良さ、ストーリーと、どれをとっても文句ナシに、デート向きだと思います。恋愛的な展開はこじれるところもありますが、設定が設定なので、自分達にリンクして考えてしまうような内容ではないと思います。前作を観ていたほうがより楽しめると思いますが、公式サイトで相関図だけ確認しておけば、今作から観てもついていけるはず。今作を観て気に入ったら、また一緒に前作を観てみてはどうでしょうか。 |
明るく楽しいミュージカルなので、キッズもティーンもノリは楽しめると思いますが、若い男女の奔放な恋愛が描かれているので、せめて中学生以上になってから観るのが良いのではと思います(笑)。友達と行くのが楽しいと思いますが、親子で観てもそれぞれの目線での感想を言い合えるので、それもおもしろそうです。 |