2012年4月14日より全国公開
フェイス・トゥ・フェイス+ポニーキャニオン
公式サイト
どういう展開になるのかは、だいたいわかっているけれど、なんだか観たくなっちゃうのがこのタイプの映画。どうせ、大きなワニが大暴れして、それを恐れる人間がパニックになって、空気が読めないヤツ、団体行動を守れないヤツとかが喰われちゃったりするんでしょって思いながら、そのお約束の展開が観たくて観ている感じです。なぜこの手の映画がたくさんあるのに飽きずにみんな観るんだろうと考えてみたのですが、きっと、日常で人間関係に疲れてイライラさせられたり、ストレスがたまるなかで、映画のなかで似たようなタイプが喰われちゃったりすると、ちょっとスカッとしたり…って、この分析、性格悪すぎですね(笑)。 で、サム・ワーシントン、ミア・ワシコウスカが出演とのことで余計に興味をもったのですが、まだ今ほど売れていないときに撮った映画だからか、2人ともチョイ役。サム・ワーシントンの役はちょっといらっとさせるヤンキーな兄ちゃんです。でも、途中で急に良いヤツになっちゃったりするんですが、そういうわざとらしい、クサイ展開も含めて楽しめました。 |
巨大なワニが襲ってくる映画ですから、そこそこ血が出たり、体がちぎれたりはありますが、思ったほど露骨にそのもの自体は映らないので、こういうタイプの映画が苦手な人でも許容範囲な気がします。ただ、わざわざデートでこれを選ぶかと言われれば、そうでもない(笑)。サファリに遠足気分でちょっとハラハラドキドキを味わいたいカップルで、多少の血が大丈夫の方は観てみると良いと思います。爬虫類顔の彼氏の場合は、これを観た後にちょっと嫌悪感を覚えるかもしれないので、やめておきましょうか。判断はお任せします(笑)。 |
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2012.4.11 TEXT by Myson