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2017年5月19日より全国公開
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト
 地球が侵略されそうになるSF映画はよくありますが、本作は意外な展開があるストーリーで、ラストで明かされる真相も斬新なものがありました。「こういうシーンが出てきたら、観る側はこういう想像をするはず」という目論見のもと、ストーリーにトリックが巧妙に仕掛けられています。観る前は、SFをベースにした人間ドラマなのかなと思っていましたが、人間ドラマというよりもどっぷりSF映画だった印象で、何を期待して観るかによって、観終わった後の充実感が違いそうな気がします。ラストは「そうきましたか！」という驚きが楽しめる作品なので、フラットな気持ちで観てください。今の時代にピッタリのメッセージも込められた作品で、数学的用語をこういった形でストーリーに盛り込むセンスも素晴らしいと思います。何かと「上手い！」と思わせる本作、映画好き女子は必見です。 |
 観終わった後に、「どの辺で真相に気付いた？」など話したくなる要素があるので、デートで観るのも良いと思います。カップルで観て気まずいシーンもないので安心。淡々と進んでいくストーリーですが、静かにドキドキハラハラさせる展開で退屈はしないでしょう。 |
 一見難しい内容に思えるかも知れませんが、意外にシンプルな内容で小学校高学年くらいなら理解できるのではないかと思います。言語学者が宇宙人と交信するために使う手段や理論は、「なるほど！」と思わせる部分もあり、実用的というわけではありませんが、観ているこちらもちょっと知恵がつく感覚で、頭が良くなった気分も味わえます（笑）。 |
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2017.5.17 TEXT by Myson
