2017年4月15日より全国公開
東宝
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こういうお仕事をしていてお恥ずかしながら、“名探偵コナン”シリーズは、だいぶ前にテレビで数話観たことはあっても、劇場版を観たのは本作が初めてでした。ただの探偵ではなく、SFの要素が多い点で意外性を楽しめて、たくさん登場するキャラクター達の背景や、人間関係の歴史にも興味が沸きました。今作は関西が舞台で、大阪で育った者としては、正直若い人はあれほどコテコテな口調は実際にしないと思いながら観つつ、やっぱり親近感は湧きました(笑)。リスを肩に載せて連れ歩く刑事がいたり、アニメゆえの自由さも改めて観ると楽しいものですね。もっと子ども向けの作品かと思って観ないまま今日に至りましたが、子どもだけでなく大人になっても観続けるファンがたくさんいるのも納得。今回観て、魅力を知って良かったです。 |
大人が観ても楽しめますが、わざわざデートで観るとなると、やっぱりティーンくらいまでのカップル向けに思います。推理モノは鑑賞後に「私はあそこで真相に気付いた」など言い合えて、会話のネタになりやすいし、本作には気まずいラブシーンなどもないので、初デートでも、安心して観られますよ。子どもの頃からシリーズを観ている同士なら、より誘いやすいですね。 |
キッズやティーンの皆さんには、ファンも多いでしょうから、わざわざここでオススメしなくても観ますよね?今回コナン達が挑む事件には、競技かるたが関係しているのですが、百人一首が多く詠まれるので、これを機にそれぞれの意味を調べてみたりすると、ちょっと勉強の役にも立って一石二鳥です。 |
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©2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2017.4.12 TEXT by Myson