物語の鍵を握る元警官リー(イコ・ウワイス)のアクションがすごくスピーディでパワフルで、まず彼の格闘シーンに見入ってしまいます。ほんとにほんとに強いので、痛々しさもかなりリアルなんですが、鮮やかに相手を倒していくシーンは観ていて爽快です。そのほか頻繁に起こる銃撃戦などアクションシーンがかなり派手なのですが、同時に水面下で静かに心理戦が繰り広げられていて、ラストでハッとさせられ、気持ち良く「やられた!」という結末を迎えられます。また、主人公(マーク・ウォルバーグ)が率いるCIA機密特殊部隊の面々があまりにも潔く命を捧げていくので、シューティングゲームのような感覚で楽しむのもアリでしょう。 |
アクションシーンがかなり激しく、リアルに痛みが伝わってくるようなシーンも多いので、苦手な人もいるか恋も知れません。ラブストーリーの要素がほぼないので、そういう点では友達以上人未満、初デートでも気まずくなることなく観られると思いますが、前述のように苦手意識を持つ人もいる可能性があるので、相手の映画の好みを聞いてから誘ったほうが無難です。 |
R-15なので15歳未満の人は観られません。心理戦ではありつつ、内容的にはシンプルで、アクションシーンもインパクトがあり、上映時間も95分と観やすいので、逆に15歳以上の人はR指定作品デビューに観てみるのも良いかも知れません。強い女性も登場するので、男女問わず楽しめます。 |