2013年12月21日より全国公開
モブコ、ポニーキャニオン
公式サイト 予告編
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『チェブラーシカ』のロマン・カチャーノフ没後20周年の企画として公開されるのは、『ミトン』 (ソ連/1967年作品/10分)、『こねこのミーシャ』(ソ連/1963年作品/11分/日本初公開)、『迷子のブヌーチカ 』(ソ連/1966年作品/20分/日本初公開)、『レター』(ソ連/1970年作品/10分)の4作品。これら人形アニメーションには寒いロシアだからこその暖かみがありつつ、可愛らしさのなかに哀愁も漂っていますがこの作風から滲み出るファンタジックな感覚がなんとも言えません。セリフがない作品はこちらの想像によって物語の解釈が広がっていくのもおもしろいです。物語のなかで描かれる生活にはお国柄も出ていて、ロシアに興味が湧いてきます(製作年はソ連時代ですが)。子どもが観て楽しめるのはもちろんですが、癒されたいときに大人が観るのにも良い作品です。 |
女子ウケする可愛さ満載の作品なので女子にとっては良いですが、男子はどうかなというのが正直なところです。もちろん、デートで観て問題のあるシーンはありません。なので、何でもあなたに合わせてくれる彼氏や旦那さんならデートで一緒に観るのも良いですが、「カワイイ!!」という共感は男子と観るより女子の方が得られると思うので、女子同士で観る方が良いでしょう。 |
人形アニメーションの短編が4作品あり、1本ずつが10〜20分の短い映画でセリフもなく幼児でも観やすい内容です。想像力が豊かな子どもたちの解釈がどういったものなのか、鑑賞後に親子で語り合うととても楽しいと思います。とにかく全てがかわいいのでキッズも好きになる作品ですし、大人も癒されるはずです。また作られたのが1963〜70年なので、今のような映像技術ではなく手作り感を楽しめるのも良いですよ。ちょっと高度かも知れませんが、映画を観たあとに粘土などを買って帰って、おうちで人形アニメーションに挑戦してみても楽しそうです。 |
©MITTEN+ PROJECT
2013.12.19 TEXT by Myson