2014年2月15日より全国公開
東宝
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宮藤官九郎の脚本、三池崇史監督ということで、エッチなシーンあり、乱闘シーンありとかなり内容の充実した作品でした。さらにその世界観に生田斗真が主人公としてピッタリとハマっています。生田斗真は二枚目な役もかっこ良いのですが、今回のような三枚目の役もいろいろな表情が観られるのですごく合っているなと思いました。物語は生田斗真が演じる交番勤務の巡査が、やくざの世界に潜入捜査をしていくというお話で、観る前はマンガが原作というイメージやキービジュアルの派手さから、おもしろ可笑しいお祭り映画かと思っていました。でも実際は物語としても十分楽しめる作品で、やくざの世界で潜入捜査するなかで、主人公が警察とやくざの板挟み状態になっていく様子なども描かれていたのが良かったです。ただ登場するキャラはいちいち濃かったです(笑)。特に岡村隆史と上地雄輔は一瞬誰だかわからないくらいのメイクで別人のようになっていました。真面目なやくざ系の映画を観ると結構怖いなと思うのですが、この作品は現実離れしたキャラや派手な演出が怖さを和らげられているので比較的観やすい作品だと思います。ハラハラドキドキしながら楽しんで観てください! |
ベットシーンが生々しかったり、乱闘シーンも派手で血が出るシーンが多いので、初デートや付き合いたてのカップルにはちょっとハードルが高いかも知れません。そういったシーンも割り切って観ることができるベテランカップルは、ユーモア溢れる本作の世界観にどっぷり浸かって、強烈なキャラや演出を観察しながら観て欲しいと思います。観終わったら2人でどこが一番印象的にだったのか話し合うときっと盛り上がりますよ! |
<リクエスト1>匿名:片思い |
年齢的にはキッズが観ても問題ありませんが、暴力シーンやセクシーなシーンもあるので、キッズには刺激が強いと思います。高校生以上のティーンは本作を楽しめると思いますが、思春期真っ盛りだと恥ずかしくなってしまうシーンもあるので、一緒に観る人選びには注意が必要です。できれば仲の良い友だち同士で観るか1人の方が楽しめるでしょう。登場する人物は全員どこか世間離れしたキャラばかりですが、客観的に観てみるとちょっとだけ善悪を見極める力がアップするかも知れません(笑)。 |
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©高橋のぼる・小学館
2014.2.12 TEXT by Shamy