2011年8月5日より全国公開
アスミック・エース
公式サイト
同じ原作を映画化した映画で2008年のスウェーデン作品『ぼくのエリ 200歳の少女』を観る前にこちらを観たので、内容に驚きました。子供のヴァンパイアが主役の物語ってあまり聞いたことがないけれど、ヴァンパイアが存在するとして「確かに子供ヴァンパイアは日々の生活に困るだろうな」と妙にしっくり設定を受け入れて鑑賞しました。 でもアビーが裸足で登場したときには「それは何か感づかれるで」とツッコミを入れたくなりました。正体を隠すのに慎重なんだか軽率なんだか、子供だからしょうがないか(笑)。あと裸で一緒のベッドに潜り込み「私は女の子じゃない」という主張とか「おいおい」とこれまたツッコミを入れたくなりましたが、どこら辺までがヴァンパイア的特徴なんだろうかとかなり気になりました。そんなこんなでかなり興味津々で見入り、途中でもうこれ以上秘密はないだろうと油断したところでとある写真が出てきたり、終始楽しめました。最後のオーウェンの決断もかなり大胆ですが私は好きなラストです。 タイトルですが本作の邦題は原作本の名前を付けていますが、原題は“LET ME IN”ですよね。どちらかというと私は“LET ME IN”の方がしっくりきました。なぜ「入って良いよ」と言われないとあんなことになっちゃうのかとかも気になりましたが、誰か教えてくれませんかね(笑)。まあそこは深くつっこんじゃいけないのかも知れないですが、そんなことやあんなことを鑑賞後にいろいろ語るのも楽しい映画だと思います。そしてクロエ・グレース・モレッツがかわいいし、やっぱり演技がうまいですわ〜。映像自体は結構ホラーな感じもありますが、女子もぜひ観て欲しい作品です。 |
怖いシーンが大丈夫であれば、結構デート向きの映画だと思います。ピュアな少年少女の恋愛物語ですから、ロマンチックさは充分です。 少女アビーが「私は女の子じゃないけど、それでも好き?」とか、秘密が明かされるたびにオーウェン少年が受け止めるあたり、女子にとっては彼氏にも要求したくなるかも知れませんが、映画鑑賞後に感化されすぎて「実は私…でした。でも好きでいてくれる?」なんて真似だけはしないように。これはあくまで映画ですからね〜(笑)。 |
<リクエスト1>りんさん Q:15歳で初のデートに向いているかどうかお願いします。 |
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©2010 Hammer Let Me In Production.LLC
2011.4.24 TEXT by Myson