本作は、IQ185で、ハーバード大学を飛び級で卒業した天才少女キャリーが、父親との関係や、人間関係に悩みながら成長していく物語です。彼女は唯一の相談相手といって良い、セラピストから幸せになるための6つの課題を考えるよう言われ、それに1つずつ挑戦していきます。コミュニケーションが苦手な女の子なので、誰かと話しても最初はちぐはぐですが、裏表がない彼女は真っ直ぐ相手にぶつかっていきます。また、なんだかんだでモテ期に突入するので、観ていて爽快です。ピュアな性格に漬け込まれたり、ハラハラする部分もあるけれど、こういう経験って女子なら皆してきたはず。10代の女子なら等身大で主人公に共感するだろうし、大人女子は、キャリーの奮闘を観て、どこか懐かしく思えるはずです。イケメンもいろいろなタイプが出てくるので、女子にオススメポイントが満載です。 |
自分らしく生きて、自分に合う人に出会えるか、主人公キャリーが成長する姿を通して、自分達の相性を考えながら観ることができます。ということで、相手への思いが微妙な状態で一緒に観ると、気まずいかも知れません。そういう点から考えると、女子同士で観るか、1人でじっくり観るのが良いでしょう。 |
飛び級で大学を卒業して、早く大人にならないといけない状況に囲まれながら、まだ実際に子どものままの部分があって、誰かに頼りたいのに頼れない主人公の姿は、家族の問題に悩む人には特に共感できるのではないでしょうか。また、ラブストーリーとしても、恋愛初心者の皆さんは、悪い男に騙されないように反面教師として観られます。人と繋がりたいけど、どうやったら良いかわからない人も、ぜひ観てヒントのを得てください。 |