軍の特殊部隊として超能力者だけのチームが編成され、前半はちょっとおとぼけで平和的なムードを醸し出しているのですが、一方でただのおかしな人たちというか、頭の回路が普通ではないので宇宙人みたいに見えてくるのが笑えます。ただ、クライマックスで急遽ムードが一点。見ようによっては、軍事批判かなと思える内容でした。なので、正直どう解釈すれば良いのか混乱させられましたが、滑稽だけど、恐ろしいとも思えるストーリーだなと思いました。ジョージ・クルーニーが演じる元兵士は、方法は間抜けながら武器は使わずに苦難を乗り越えていきますが、こういった描写が武装して戦うことの滑稽さと無意味さを比喩しているのかなと勝手に解釈しました。考えすぎですかね?とにかく、不思議な映画でしたが、若干消化不良です。 |
関連記事:
■TJE Selection イイ男セレクション/ユアン・マクレガー
2012.12.20 TEXT by Myson