2019年2月1日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
「100万円で、私の恋人になってください。1ヶ月だけー」という、美雪と悠輔の2人の関係の始まり方の設定が受け入れられるかどうかがまずネックだなと正直思ってしまいましたが、映画ですもんね(笑)。いろいろムムムと思ってしまった私は大人になり過ぎたのだと思いますが、皆さんは優しい目で観てください。ラブ・ファンタジー的に観るというスタンスでいくと、本当に素敵なシーンがいっぱいで、フィンランドのシーンは特に、2人が本当の気持ちと契約という関係のあいだで葛藤する姿は愛しいし、フィンランドの街並みや建物内のインテリアなど女子が好きそうなポイントが詰まっています。登坂広臣は、ぶっきらぼうだけど根は優しくてまっすぐな性格の悠輔にピッタリハマっているし、中条あやみが演じる天真爛漫な美雪もとてもカワイイです。CMでは大人のラブストーリーと謳っていましたが、どちらかというと若い女子にオススメです。 |
疑似恋愛という関係から始まった美雪と悠輔が、「恋人だったらこうするよね」みたいなやり取りをするのがかわいくもあり、おもしろくもあり、付き合いたてホヤホヤのカップルの場合は、本作に便乗して彼らのやり取りを冗談半分で取り入れると、急接近できるでしょう。女子が好きそうなシーンが満載なので、彼氏にこんな風にして欲しいと思える部分は、アピールに使うと良いと思います。 |
登坂広臣ファン、中条あやみファンの人も多いと思いますが、彼らの魅力を存分に味わえるラブストーリーになっています。おとぎ話のようなストーリーも、皆さんの世代にはたまらないはず。特に女子は「こんな恋がしたい」とはしゃぐ美雪(中条あやみ)の姿に共感できると思います。親子愛も描かれていて、ラブストーリーだけど気まずいところはなく、親子で観ても、友達と観てもオーケーでしょう。 |
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2019映画「雪の華」製作委員会
2019.1.23 TEXT by Myson