2014年6月21日より全国公開
ショウゲート
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『チャーリーズ・エンジェル』『Black & White/ブラック & ホワイト』のマックGが監督、原案と共同脚本(アディ・ハサック)をリュック・ベッソンが担当している本作。単なるアクションものなのかと思っていましたが、意外と父娘の人間ドラマの部分が多く描かれたおもしろい作品でした。 主人公は、凄腕CIAエージェントのイーサンで、ケヴィン・コスナーが演じています。イーサンはCIAの任務を遂行する傍らで、娘に手を焼くお父さんという一面もあり、娘に好かれようといろいろと試行錯誤します。大事な任務中なのに娘の電話で引き返したり、「そこまでしたのに良いの?」という展開もあってちょっと笑えました。そんなイーサンの仕事のパートナーはアンバー・ハードが演じるヴィヴィなのですが、これが超セクシー。もともとの顔だちの色っぽさもありますが、ヴィヴィのSっぽい性格と格好、乗る車などのクールさも手伝って余計にセクシーに見えました。またセクシーなヴィヴィが登場するシーンさと温かい雰囲気の娘とのシーンとで、ギャップがあったのも良かったと思います。現実離れした設定ではありますが、家族と仕事の2択というテーマで考えると共感できるところもたくさんありました。理想の親子関係、そして仕事と家族のバランスについて考えながら観てみてください。 |
デートで楽しめる映画です。アクションがあって、人間ドラマもあるという点では男女共に楽しめる内容だと思います。男女で観るポイントが違うような気がするので、観終わったらどんなところが気になったのか話し合うと会話も弾むと思います。最初はイーサンが夫としても父親としてもダメな男ですが、だんだんと挽回していくので、夫婦で観て旦那さんを触発するのも良いかも知れませんよ。ぜひ2人で楽しく観てください。 |
親子や家族の絆が描かれている物語でもあるので、キッズにもティーンにも観て欲しいと思います。キッズはもしかすると細かいところがわからないかも知れませんが、終わったあとに大人に説明してもらってください。ティーンは、イーサンの娘ゾーイと同世代にあたるので、父娘の関係性を中心に観ましょう。敢えて父目線に注目してお父さんの気苦労を知って、自分の親との接し方を見直してみるのもアリでしょう。 |
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2014.6.11 TEXT by Shamy