2012年9月15日より全国順次公開
Action Inc.
公式サイト 予告編
とにかく終わり方に衝撃を受けました!アルゼンチン映画を観る機会は今までなかったので、どういう感じなのかが全く予想できずに映画を観ました。ひたすら窓だけをテーマに最初から最後まで展開するという話もなかなかないですよね〜(笑)。けれど、有名な建築家ル・コルビュジエの家に住むレオナルド(ラファエル・スプレゲルブルト)vs 隣人ベクトル(ダニエル・アラオス)の二人のやりと取りは壮絶でした! ある日、急に隣人が壁に穴を開け始めたら、誰だって驚きますし、それも許可なくというのはやはり許せないと思います。隣人ベクトルも悪気はないとは思うのですが、途中に何度か出てくる彼の強引な行動には、さすがに引いてしまいました(笑)。「家は選べても、隣人は選べない」まさにそれそのもので、将来もし家を買う時に、きっとこの映画のことを思い出してしまいと思います。 全体的に淡々としたペースで話は進んでいくのですが、最後の最後で「えー!?」と驚く展開が待ち受けているので、終わって席を立ってからもあれこれ考えました。その後味でじわじわとこの作品のおもしろさを感じることができ、改めて「観て良かった〜!」と思いました。 |
「こんな隣人だったら嫌だよね〜」という話や結末について盛り上がれるので、誰でも楽しめます!ちょっとおしゃれなデートをしたいカップルには特にお薦めしたい映画です。夫婦ならきっと今住んでいるところや、今後の住宅購入についてといった現実的な話もできると思います。もし彼や旦那さまが建築やアートに興味のある方、映画好きの方で、女子がこの映画に誘ってあげたとしたら、その選択にセンスを感じて喜ぶのではないかと思います!結末の衝撃を一緒に受けて、あれこれ話ができるので、映画終わりにごはんやお茶というコースにすると盛り上がるのではないかと思います! |
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2012.9.24 TEXT by Shamy