2017年7月8日より全国公開/PG-12
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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王道の“エイリアン”的ストーリーなので、なんとなく展開は読めてしまう部分もありますが、思った以上に激しい描写で緊張感が最初から最後まで続き、見応えがありました。高い頭脳をもっていそうには見えない風貌なのに、ここまでするかというほど執拗に人間を襲ってくる生命体。その生命体の残虐さはかなりのもので、痛々しい描写がとてもリアルです。キャストが豪華なのも見どころなのですが、「この人が演じているから、このキャラクターはこうなるはず」という予想は裏切られることも。そういった意味では期待を裏切る展開があり、ラストを想像する楽しさがありました。ホラーに近い怖さがあるので、得意不得意が分かれそうですが、映画好きにはオススメです。 |
ハラハラドキドキする映画は吊り橋効果が期待できると言いますが、これは思った以上に残酷なシーンがあるので、怖い映画が苦手な人に内容を黙って誘うのはやめておいたほうが良さそうです。相手が内容をわかった上で観ても良いというならば、デートで観るのもありだと思いますが、ロマンチックな展開はそれほどないので、シンプルに2人でスリルを味わってください。 |
PG-12だし結構怖いので、小学生以下のキッズは無理せず、大きくなってから観れば良いと思います。中学生以上でSF映画に興味がある人は観てみると良いと思いますが、どうやったら、未知の生命体を退治できるのか、どうやったら地球に無事帰られるのか、こんなに八方ふさがりな状況で冷静に判断できるのか、自分ならどうするか想像しながら観ると、サバイバルゲームをするような感覚で楽しめると思います。 |
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2017.6.28 TEXT by Myson