2016年8月27日より全国順次公開
ワーナー・ブラザース映画
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電気が消えたりして暗くなると“ある者”が現れて襲ってくるという設定なのですが、それに毎回ビックリして飛び上がってました(笑)。とは言え、苦痛な怖さではないので、そうやっていちいちビックリしちゃってる自分が笑えたり、とても楽しく観られます。上映時間も81分という手軽さで、ストーリーもわかりやすく、誰かと一緒に観るとビックリ大会みたいな状態になって、より楽しめそうな作品です。ロックなファッションやメイクをしている主演のテリーサ・パーマーもすごく可愛いし、マリア・ベロが演じる母の病的な様子もとてもリアル。名子役ガブリエル・ベイトマンも可愛いです。 “ある者”のキャラクター設定がユニークで、より怖さを煽っていて良いのですが、結末は「ムムム???」となります。とはいえ、ホラーですからツッコミどころはあって当たり前ということであまり深く考えないで観てください(笑)。 |
ホラーなので死人はそれなりに出ますが、ホラー的な怖さはほどほどで、どちらかというと、ビックリ系のホラーとして楽しめます。何度も驚くシーンが出てくるので、女子は自然に彼にしがみついちゃったり、距離を縮めるのにピッタリ。観終わった後は、お化け屋敷から出てきたときの感覚に似ていて、なんだか笑えちゃうはずなので、アトラクション感覚で楽しんでください。 |
大人が観る分には怖さもほどほどなのですが、子どもが観ると結構怖い気がします。小学校高学年以上なら皆で肝試し感覚で観るのもアリかも知れませんが、自分が子どもの頃に観たとしたら、怖いヤツが突然登場する度に悲鳴をあげるくらいびびっていたかも。電気を消すと怖いヤツが出てくるというお話なので、夜はトイレに行けなくなる恐れもあり、もっと怖がりさんだと寝るときに電気を消せなくなるかも知れません。ということも踏まえて、観るに耐えられるかどうか検討してください(笑)。 |
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2016.8.12 TEXT by Myson