2011年10月22日全国公開
パラマウント ピクチャーズ ジャパン
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アニメでも実写でもないエモーション・キャプチャーの世界は、観ると納得でした。実写の背景やときに人間も出てくるのですが、違和感がありませんでした。 で、キャラクターがすごく個性的で、ランゴはカメレオンで、見た目もちょっと気味が悪いし、ほかの登場人物(っていうかほとんどが爬虫類や両生類っぽい生きもの)も見た目は不気味(笑)。でもこれにもだんだん愛着が湧いてくるから不思議ですね。で、ポスターの感じからして子ども向けでもありなのかなと思っていたんですが、初っぱなから「ワオ!」と思うようなシーンもあり、全体を観て「なるほどだから大人向けなのか」と納得しました。本作はシュールさが効いていて、大人が楽しむものですね。そして、大人向けだけあって、和みと毒が混じった笑いが要所要所にあり、楽しかったです。実は爬虫類とか両生類とか苦手なんですが、こういう映画だったらアリですね。 |
相手が両生類や爬虫類が本当に苦手だったら、一応先に大丈夫かどうかは確かめた方が良いと思います。実物でないにしても、デフォルメされた強烈な見た目はインパクトがあります。でも、物語は楽しくてテンポも良いし、キャラの見た目にもだんだん慣れてきます。一見アニメ?と思ってしまうし、子ども向けと勘違いする人もいるかも知れませんが、これは大人が楽しめる内容ですので、シュールな笑いが好きなカップルに特におすすめです。エモーション・キャプチャーを使った映像も独特だし、最後は和んで良い気分になれるし、ランゴとマメータのやりとりがなかなか奥手でかわいいので、爬虫類、両生類ってことが許せるカップルには一度観て欲しいです。 |
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2011.10.9 TEXT by Myson