2011年8月27日より全国公開
ブロードメディア・スタジオ/カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト
ミシェル・ヨーはいくつになってもかっこいいですね〜。本格アクションができる女優として、ミシェル・ヨーの身のこなしはやっぱり見ていて気持ちが良いです。全体的に目新しいアクションがあるとは言えないですが、中華圏のお得意分野であるこういう武術アクションは舞を見ているようで飽きません。ちょっとびっくりだったのが劇中に出てくる顔の整形の方法。時代背景もあるけれど、西洋のようにメスで切って…ではなくて、顔に虫を入れて骨を喰わせて変形させたり…というくだりが「怖っ!」と思いました。本当にこういうやり方って中国の方にはあるのかな〜。どちらにしてもお国柄の雰囲気がバリバリ出ておもしろいと思いました。 そして物語が意外でした。結構ラブストーリーだったんですね。強い女性ばかり多く登場するアクション映画だなと思って観始めましたが、「女捨てて刺客として生きていきます」みたいな乾いた話でなかったところに新鮮味と共感を持ちました。チョン・ウソンは始め普通の男ですが、ちゃんとかっこいいとこも見せるし、こうであって欲しいという部分に答えてくれる映画でした。 ミシェル・ヨー主演のアクション映画と言うと、本格アクションで男性向けかなと思いきや、女子キャラが活躍してかっこよく、ちょっときゅんとするところもあるので、女性向けとしてもアリな映画です。 |
見た目よりはるかにロマンチックで恋愛モードが上がるシーンがありますので、カップルで観ても良いと思います。結構古風な感じでプラトニックにスタートする恋ですが、相手への優しさで愛を表現しているあたりが好感度高いです。あと、春巻きのシーンが良いんですね〜。観てのお楽しみですが、そのシーンが最後に効いてくると思います。ジョン・ウーが手がけたアクションなのでその辺ももちろん手堅く楽しめます。 |
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2011.8.30 TEXT by Myson