2012年12月22日全国公開/R-18
アニープラネット
公式サイト 予告編
妊娠・出産について、美しい面を描いた作品は多いですが、本作はマイナス面も生々しく描かれていた点で、観終わったあとはプレ妊娠体験をしたような気分になりました。好きな男性との子どもなら嬉しいとは思いますが、自分の生活が大きく変化してしまうという恐れは、現代の働く女性にはとても大きなことで、そういう不安な心境がとてもリアルに描かれていて、すごく真剣に観てしまいました。そして、プレッシャーやホルモンの影響からか、ちょっと自分を見失いそうになる場面では、母性からくる強さが彼女にそうさせているのか、逆に不安がそうさせているのか、とても複雑な心情が描かれていて勉強になりました。これから子どもを持つ人、持つつもりがない人も、観ておくと良い映画です。でも、妊婦ハウツーとしてでなく、愛の大切さも描かれている点で、恋愛ものとしても楽しめます。 |
がっつり妊娠・出産を話題にしているので、デートで一緒に観るとしたら、これから一緒に子どもを持とうとしている相手、将来的にそうなっても良い本命と行きましょう。主人公と彼氏とのやりとりはかなり現実的で参考になるし、こういうときは男子こそしっかりしてくれないと困るというのが、映画を観ればわかるはずです。自分はこの人を本命だと思っていても、相手はまだ自分を結婚相手になりうると思って無さそうな場合は、遠回しにプレッシャーをかけられていると思って相手が余計に逃げ腰になる可能性があるので、見極めが肝心です。 |
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2012.12.14 TEXT by Myson