2010年12月10日より全国公開
東宝東和
良い意味で予想どおりでした。新鮮味は感じませんでしたが、戦闘シーンの迫力は見応えがあり、物語もわかりやすく、140分という長さはそれほど感じませんでした。英雄のストーリーということで爽快感もあるし、王の継承や陰謀に関わる展開はそれなりにドキドキするし、キュンとなるような恋愛要素もあり、安定した楽しさを得られました。最近おっさん化が激しかったラッセル・クロウもこういう役をやらせたら最高にかっこよく見えるので良かったです。 全体的にはやはり男性が好きそうな作品ではありますが、ケイト・ブランシェットが演じるマリアンが勇ましくてかっこいいので、共感する部分もあると思います。あと乗馬したくなるほど、馬に乗って駆けるシーンが爽快ですよ。1つ困ったことと言えば、顔が似ているキャラクターが数人いて、どっちがどっちだかちょっと混乱しました。子供の頃に「外国人は皆顔が同じ」と思っていた感覚を久々に思い出しました(笑)。 |
誰もが知っている英雄のお話なので、肩の力を入れずにエンターテインメントとして楽しめます。特に奇をてらった内容ではないのでイメージ通りの展開でしょう。 なので「観に行きたいね」と二人が思ったら、それほどはずれずに安定して楽しめると思います。デート映画としては可もなく不可もないという感じです。 |
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2010.12.5 TEXT by Myson