2012年6月30日全国公開
ショウゲート
予告編
今はファミリー向けの超大作にいっぱい出るようになったジョニー・デップですが、それよりも以前のジョニー・デップがよく出ていたタイプの映画という感じで、ジョニー・デップらしさが出ていました。この物語はジャーナリズム界のロック・スターと呼ばれていた故ハンター・S・トンプソンの原作を映画化したもので、同じく彼の原作を映画化した『ラスベガスをやっつけろ』でジョニー・デップは主演していますが、本人とも親交があり、同氏のドキュメンタリー映画『GONZOーならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて』ではナレーションを務めたとのことで、この作品には並々ならぬ思いがあったとのことです。 独特の倦怠感が漂う映画で、個人的にはこういうのが好きかと聞かれればと特に好きというわけでもないですが、男の人が好きそうな映画だなと思いました。この独特な倦怠感を持ち、神秘的で魅力な男っていう役にジョニー・デップが似合うので、かっこいいし、きっと男はマネしたくなる感じじゃないでしょうか?女性としても、海賊役とか不思議の国の人とかで見せるおとぼけな感じとは全く違う、色気のある男らしいキャラクターを演じるジョニー・デップを観たい人にはぜひオススメです。 |
アクションが派手とか、とてつもない謎が隠れているとかっていうわかりやすい映画ではないので、ウキウキなデートで観るタイプの映画ではないかなと思います。逆に、クールなちょっと倦怠感が漂うカップルが敢えてこの映画の倦怠感に浸ったらハマるかもしれないですね(笑)。どちらかというと、男性が好きそうな映画で、ジョニー・デップのかっこよさにマネしたくなるかもしれないので、観賞後にちょっと彼氏、旦那がかっこつけていても目をつむってあげましょう(笑)。 |
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2012.6.16 TEXT by Myson