2013年8月10日より全国公開
東宝東和
公式サイト 予告編
すごくおもしろかった!出だしからずっと緊張の連続で、観終わったあとの充実感がかなりありました。迫り来る恐怖の描き方がとてもインパクトがあり、感染した人々が塀をよじのぼってきたり…という映像は迫力満点。観ている側も絶望的な気分をどっぷり味わえる展開のなか、少しずつ光が見えてくるのですが最後の最後まで読めないのでクライマックスまで気を抜くことなく映画の世界観に浸ることができました。でも、個人的には緊張のなかにたまに「あれ?これってギャグ?」と思える展開いくつかあり、すごく細かいところまで観察しながら観ているとユーモアも感じられる映画です(ネタバレになるので具体的には敢えて書きません)。 ブラピのロン毛具合がちょっと気に入らないなと思っていましたが、役柄としてはとてもかっこよかったです。久々にかっこいいブラピの王道的なキャラクターと言えます。女子は苦手なジャンルと思ってしまうかもしれませんがノー・プロブレム!これは絶対に大きなスクリーンで観るべきです。観終わった後は、町中で人の群れとか見ると「ウワッ!」と思ってしまうほど、映画の世界観の影響力を感じられると思います。 |
怖い映画だと敬遠する人もいるかも知れませんが、たいていの人が怖くても楽しめる内容です。ずっとドキドキハラハラしながら観ることになるので、映画にドキドキしてるのか、隣で観ている相手にドキドキしてるのかごっちゃになって好都合(笑)。お化け屋敷から出てきたときの感覚のように、怖くて笑っちゃうみたいなノリを二人で楽しめます。内容的に色っぽいシーンなどは皆無なので、気まずくなる心配もナシ。ぜひデートで観てください。 |
キッズにとっては相当怖いと思います。家族のドラマでもあるし、キッズも登場するのでキッズ・キャラクターに共感しながら観るのもありですが、本気で怖がっておねしょしちゃうタイプの子どもにはまだ早いでしょう。ティーンは全く問題なし。ブラピが演じる主人公が絶望的な状況のなかでも細い糸をたぐりよせるように解決に向かって前進していく姿はぜひ見習って欲しいところです。諦めないこと、愛する人を守ることが力になることを実感して欲しいと思います。 |
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2013.7.31 TEXT by Myson