2018年8月25日より全国順次公開
サンリス
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タイトルの“若い女”には、子どもっぽいという意味もあるし、まだまだこれから未来があるという意味などもあるように思いました。主人公は、最初とても残念な女子に見えますが、どんな女子でも人生で1度はこういう時期を経験するだろうと思うと、とても親近感が湧くし、気の赴くままに野生的に振る舞う主人公がどこか羨ましく思える部分もあります。エネルギッシュに見えたり、無力に見えたり、ブサイクに見えたり、綺麗に見えたり、いろいろな顔を見せる点でとてもリアルで、必死過ぎて空回りしたり、だらしなくもあったり、等身大の女子として観て、愛嬌を感じます。最後には清々しさを感じられるので、恋愛や仕事で行き詰まっている女子に特にオススメです。 |
恋愛のゴタゴタから始まり、かなりのこじらせ女子ぶりが描かれているので、男性が観ると少々引いてしまうかも知れません。鑑賞後は女子トークのほうが弾みそうなので、女子同士で観るか、1人でじっくり観るほうが心おきなく楽しめると思います。女子の皆さんは、主人公に共感しながらも、反面教師として観られると思います。 |
子どもが観るには少々渋い内容ですが、高校生以上の恋を経験したことのある女子なら、感覚的にもそう遠くなく観られるのではないでしょうか。主人公の恋や仕事がなぜ上手くいかないのか、彼女の様子を観ているとヒントが隠されていて、彼女の成長ぶりを観ても、何が彼女を変えたのかがわかるので、そういう点にフォーカスして観てもらえれば、より有意義な鑑賞になると思います。 |
©2017 Blue Monday Productions
2018.8.16 TEXT by Myson