2013年8月2日リリース
レンタル同時(左記ジャケットはセル用です)
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テレビドラマなので怖さはあまりないのではと思っていましたが、予想以上に怖さがあり楽しめました。個人的にはオープニング映像がとても気に入っています。あの不気味な映像と音楽。メロディが耳に残り、これから始まるストーリーへの期待を高めてくれてぞっとさせられます。
呪われた屋敷にある一家が引っ越してきていろいろな騒動が起こるのですが、スリラーとしても楽しめますが、思った以上に家族ドラマとしても楽しめるので次が気になる展開にずっと飽きないで観ることができました。死人が普通の人と同じように誰の目にも見えてなおかつ触れられるという設定は都合が良すぎないかとも思いましたが、新しく登場するキャラクターが人間なのか死人なのか途中まで不明 なおかげでストーリーの展開が予想もつかない方向に行くので良い方に活かされている印象です。
主人公の夫婦のビジュアルがやや中途半端ではありますが、それが逆に普通のどこにでもいる家族に見えます。館の秘密を知る隣人役ではジェシカ・ラング、実際にあった【ブラック・ダリア事件】にちなんだエピソードではミーナ・スヴァーリが登場したり、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のスポック役や『HEROES/ヒーローズ』に出演のザカリー・クイントもゲスト出演しているのは嬉しいです。
本作は『glee』の監督ライアン・マーフィーが製作のテレビドラマですが、今回もシュールでアイロニックな描写があります。でも根本の毒々しさという点では『glee』のほうが上かも知れないですね。ライアン・マーフィーらしい作風を感じさせながらも全く違ったジャンルなので、これはこれでオススメです。 |
アメリカン・ホラー・ストーリー DVD-BOX1 アメリカン・ホラー・ストーリー DVD-BOX2
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2013.8.20 TEXT by Myson |