シーズン1
2014年11月12日リリース
(左記はセル用ジャケット)
TM & © 2014 CBS Studios Inc. All Rights Reserved. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, ® & © by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
原作がスティーヴン・キングというのに惹かれて観始めましたが、すぐに引き込まれて、一気に観ちゃいました。チェスターズミルという平凡な田舎町が突然透明なドームに覆われ、住民達が閉じ込められてしまいます。ドームの存在が何なのかは政府にもわからないまま、外界からの救出も試されますが、ドームはびくともせず、いつ出られるかわからない状況が続くにつれ、住民達の不安も増長し、無法地帯になっていきます。そして、誰がリーダーになるのかという権力争いも出てきたり、かなり生臭い人間ドラマにどんどん引き込まれていきました。ドームに閉じ込められることにより、浮き彫りになっていく人間の本性や宗教観。そこに描かれる人間の狂気にハラハラドキドキすることもあれば、苦難を乗り越える人間達の可能性に心を和ませられたり、人間描写がとても素晴らしいと思います。また、ラブロマンスもほどよく入っていて、ラシェル・ルフェーブルが演じるジュリアと、マイク・ヴォーゲルが演じるバービーとのラブストーリーが個人的には気に入っています。
最近は映画スターがテレビドラマの主演を務めていたり、重要な役についていたりしますが、本作は日本での知名度が高い俳優は出ていません。でも、魅力的な俳優、存在感のある俳優達が多く、マイク・ヴォーゲル、ラシェル・ルフェーブルはもちろん、ビッグ・ジム役のディーン・ノリス、ジェイムズ・レニー・ジュニア役のアレクサンダー・コックには特に惹きつけられます。マイク・ヴォーゲルは役柄的にも美味しい役なので単純にカッコ良いなと思うし、ジュニア役のアレクサンダー・コックは、カッコ良くも見えるときもあれば気味悪くも見えるという絶妙な雰囲気が良いんですよね。
全13話なので、1シーズンごとに一気観しやすいですよ。 |
アンダー・ザ・ドーム シーズン1<トク選BOX>
(6枚組) [DVD] |
2015.1.23 TEXT by Myson |
シーズン2
2015年3月18日リリース
(左記はセル用ジャケット)
TM &© 2015 CBS Studios Inc. All Rights Reserved. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. TM, ® & © Paramount Pictures. All Rights Reserved.
これまた一気に観たのですが、まだまだおもしろい!展開もかなり早いので、もどかしさもありません。その分、キャラクターの入れ替わりが激しく、最初に重要キャラクターだった人も意外に早くいなくなってしまったりするので、展開の読めない加減も良い感じ。街がドームに覆われるという異常事態なので、その中では何が起きても驚かないという概念がだんだんと浸透してくるのですが、だからこそ誰が正気なのかがわからなくなってくるおもしろさもあります。
SF度が増してくるので、もしかしたら今シーズンあたりから好き嫌いが分かれてくるのかも知れませんが、私はまだハマっています。ようやく落ちついてきたかと思える人間関係も、新たなキャラクターを投入することによりまだまだ波乱は続きます。あとどれくらい続くのかわかりませんが、どうか途中で終わりませんようにと、続きをとても楽しみにして最終話を観終わることができました!今シーズンは科学と超常現象についての概念の対立というテーマが加わった点も物語を盛り上げています。 |
アンダー・ザ・ドーム シーズン2 DVD-BOX(6枚組) |
2015.1.23 TEXT by Myson |
シーズン3
2016年3月24日リリース
(左記はセル用ジャケット)
TM & © 2016 CBS Studios Inc. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
原作があるから終わりも決められたのかも知れませんが、こういうタイプの物語は無理矢理話を引き延ばすと、だんだん収集がつかない方向に行ってどんどんつまらなくなる場合もあるので、シーズン3で完結の本作は、引き際がちょうど良かったと思います。今シーズンの最初でドームの正体や目的などが一気に明らかになりますが、ここで好き嫌いが激しく分かれそうな気がします。私はこういう流れは嫌いではないので最後まで楽しみましたが、特に最初の数話は映像も独特で、これまでのトーンと変わるので「おやおやおや」と、ついていけない感を持つ人もいるかも知れません。でも、すぐに展開が進んで観やすくなるので、最初だけ辛抱してもらえればと思います。結末はやや予想通りな部分もあり、衝撃の結末というタイプではありませんが、ここでも好みが分かれそうです。続けようと思えば続けられそうな余韻というか、新たなストーリーを作れる余地を残して終わっているので、数年後にまた復活するかも知れないという期待を煽ります。でも一旦ちゃんと終わってはいるので安心して観てください。全シーズン通しての評価としては、おもしろいとオススメできるドラマです。
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アンダー・ザ・ドーム ファイナル・シーズン DVD-BOX |
2016.2.26 TEXT by Myson |