ファースト・シーズン
2013年3月20日リリース
レンタル同時(左記ジャケットはセル用です)
© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc. All rights reserved.
犯罪を予測してそれを防ぎ人を助けていくという仕事を人知れずひたすらやり続ける人たちの物語。第一印象はおっちゃん2人が主人公でなんだか地味な感じはしたのですが、J.J.エイブラムスと『ダークナイト ライジング』脚本家ジョナサン・ノーランが手掛けているという点で興味を持ち、観てみることにしました。1話完結なので観やすいですが、個人的に続きが観たくなるドラマを欲するタイプなので前半はまだグランド・ストーリーにそこまで惹かれず途中で挫折しかかりました。しかし!中盤からだんだんとグランド・ストーリーが盛り上がり始め、ジム・カヴィーゼルが演じるジョン・リースと、マイケル・エマーソンが演じるハロルド・フィンチ以外のキャラクターも魅力を発揮しだしたので一気におもしろくなってきました。そこからは結構展開も早くいろいろな人間関係や背景が変化してくるのでどんどん観たいという気持ちにさせてくれます。かなり男っぽい匂いを発している作品ですが、カーター刑事ほか女性キャラクターも回を追う毎に出てきて重要な役割を担っているので、女性も楽しめる内容になっています。むしろ脇役に関しては女性キャラクターのほうがおいしい役が多い印象です。敵キャラもいろいろなタイプが出てきますので、とっちらかっちゃわないかなと心配になりますがまだまだ様子を観てみたい内容でシーズン1を終えます。
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パーソン・オブ・インタレスト<ファースト>コンプリート・セット(Blu-ray Disc)
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2013.09.27 TEXT by Myson |
セカンド・シーズン
2013年10月2日リリース
レンタル同時(左記ジャケットはセル用です)
※場面写真はシーズン1のものです。
© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc. All rights reserved.
シーズン1の終わりでかなりの強敵が突然現れて、シーズン2に進みます。この時点ではチームワークが強固なものになっていて、今シーズンでは彼らの友情も見どころの一つになっています。また、シーズン1で登場した強敵のほかにもシーズン2ではもっと大きな敵の存在がこの後の展開を大きく変えていきます。
1から一貫してかなりクールな雰囲気のドラマでキャラクターが笑顔になるような展開はほとんどありませんが、そんななかでもたまにユーモアが織り交ぜられていて、ジム・カヴィーゼルが演じる物静かなジョンがとても落ちついた口調でクスッと笑えるようなことを言ったり、ちょっと憎い演出もあります。シーズン1で登場したベアーというワンちゃんも意外にどんどん重要なキャラクターになってきたり、チョイ役で終わると思われた三枚目キャラクターものちのちひょっこり登場したり、シリーズを通して観る楽しさも増してきました。今シーズンのラストもかなり大きな展開を見せますので、次のシーズンに期待できます。
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パーソン・オブ・インタレスト <セカンド・シーズン> コンプリート・ボックス (4枚組) [Blu-ray]
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2013.09.27 TEXT by Myson |
サード・シーズン
2014年11月5日リリース
レンタル10月22日
"TM & © Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
シーズンを追う毎にグランドストーリーが盛り上がってくるので、すごく見応えが出てきました。サード・シーズンでは、“マシン”の別バージョン“サマリタン”という存在が出てきて、正体不明のデシマという組織が暗躍します。“マシン”と“サマリタン”の違いは、それを管理する者の倫理観の違いを反映していて、人を守ること、人のプライバシーを侵害することの両方の側面でテクノロジーの発達について考えさせられる内容となっています。
そして、ここまで物語が進むと、個々のキャラクターの肉付けも充分できてくるので、観ているうちにきっと好きなキャラクター、愛着が持てるキャラクターが見つかると思います。私は暴れん坊女子のショウが可愛いのにとても強くカッコ良いのですごく気に入っていますが、まだまだ心の内は謎のルートもお気に入りです。ハロルド・フィンチ率いるチームの結束が強くなり、お互いへの労り、友情も見どころになってきて、ドラマ性が一段と増してきました。シーズン4以降もまだまだ楽しみです。 |
パーソン・オブ・インタレスト 〈サード・シーズン〉 コンプリート・ボックス (4枚組) [Blu-ray] |
2014.12.25 TEXT by Myson |
フォース・シーズン
デジタル・セル先行配信中
シーズン1、2は1話完結のストーリーも多かったですが、最近はグランドストーリーがメインとなってきていて、続き物としての面白さが倍増してきました。シーズン3あたりから、物語のスケールがさらにアップして、4でどう収拾をつけるのかなという不安も若干ありましたが、大きな転換を経て、うまく舵取りをしてきた感があります。4の終わりはビックリの展開ですが、なかなかうまい切り返しだなと、次シーズンへの期待も膨らみます。キャラクターがだいぶ増えてきましたが、女子キャラが大活躍なので、女子にもオススメできる内容です。ちょいちょい入るクールなギャグも効いてきて、作品独特のユーモアが定着してきましたね。そういう部分も含めて、ここまでくるともう固定ファンは逃さないでクオリティを保ってくれそうです。 |
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2015.05.19 TEXT by Myson |