1シリーズ完結
2015年11月6日より3巻順次リリース/10月2日レンタル
(左記はセル用1巻目ジャケット)
© 2014 China International TV Corporation
中国で大ヒットし、中国のドラマアワード2014年の国劇盛典にて最多6部門を受賞した本作。なんだかんだでハマってしまい、すごい勢いで50話観終えました(笑)。とてもわかりやすい物語で子どもでも楽しめるというか、そもそもRPGゲームが元となっているため、子どもも喜ぶ内容という印象を持ちました。とはいえ、大人に嬉しい点は驚くほどの美男美女率です。こういう世界観のなかにいるから余計そう見えるのかも知れませんが、完璧に整った顔立ちの俳優が多く、アジアまで視野を広げると、そのレベルの高さに日本の俳優はどこまで付いていけるのかと思うほどです。タイプや年齢は違えど、メインどころのキャラクターはこれでもかと言わんばかりに美しい容姿の俳優を揃えている点できっと俳優のギャラにはかなりお金を使っていると思います(笑)。だからこそビックリするのが、雑なところがすっごく雑な点です。何が雑かというと、特に動物です。完全に作り物です(笑)。そして一番ビックリしたのが、メインキャラクターの1人が白狐の妖魔なのですが、彼女の狐の姿がたまにスピッツで代用されてたりするんですよね。それも何回もスピッツで、隠しもしない大胆さ!もうここまで開き直られると逆に清々しくて愛おしくも感じてしまいました。こういうところが中国っぽいというと偏見になっちゃうのかも知れませんが、絶対に日本人ではしなさそうなことをやってしまう点も見どころの一つに思えば楽しめます。とはいえ、やはり中国作品なので、アクションは立ち振る舞いがとても綺麗です。カラフルな光だけで表現してしまうシーンも多々ありますが、どのキャラクターも体の使い方が綺麗でカッコ良いです。あと共感できたのはスピリチュアルな思想です。これは日本人も近い感覚があると思いますが、「気」が重要な要素になっている点は、欧米にはない設定だと思います。
キャラクターがすごく多いので観る前はちょっと構えてしまうかも知れませんが、それぞれが立っていてすぐに覚えられるし、恋愛や友情など女子が感情移入しやすい要素も満載です。私は他の中国ドラマは観たことがありませんが、これはどんな国の方でも観やすいと思います。女子が観たら、「私は誰が好き」という話題できっと盛り上がれますよ。ちなみに主演のリー・イーフォンは360度無死角と言われる美男子で、準主役と言える少恭というキャラクターは江口洋介の若い頃みたいな顔をしているので、ぜひその点にもご注目ください(笑)。
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2015.8.28 TEXT by Myson |