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2014年9月3日リリース（レンタル同時）
（左記ジャケットはセル用です）
©2013 WOWOW INC.　©2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

登場人物が多いので最初は「ストーリーについていかなきゃ！」というスタンスで観ましたが、2話以降はそれほど負担に感じずに観ることができ、展開も早くどんどんおもしろさが加速していくので、早く続きが観たいというモードで最後まで観ることができました。全5話なのも観やすいです。ストーリーの主な軸は政治的な部分なのですが、難しいことはなくごくシンプルです。武田鉄矢が演じる政治家の本音と腹の中の思いがずっと謎な状態で最後に明かされるのですが、その結末にすごく納得してしまいました。共感というのは違いますが、必要悪というか、このキャラクターに現代社会の歪みが込められているという印象を受けました。本作が持つテーマ自体がおもしろいです。
始めはバラバラだった人間関係が1つの事件を通してだんだんと繋がり、一人では無力に近い存在が繋がることで世の中を変えるかも知れない動きに転じていく展開はずっとハラハラドキドキで楽しめましたが、脚本がよくできてるなという印象です。さらに本作は映画監督の深川喜栄洋監督というのも要注目です。本作はWOWOWで放送されたドラマですが、地上波のキー局が作る作品とはまた違った雰囲気を持ち、キャストもかなり豪華な作品です。