  シーズン1～2
※シーズン2まで発売＆レンタル中
（左記はセル用ジャケット／左がシーズン１、右がシーズン2）
©2013 ABC Studios.
続きが観たくなる衝動がかき立てられる展開が毎回あり、時間が許す限り一気に観てしまいました。ぶっちゃけ、主人公のエミリーや他のキャストは最初パッとしないなと思っていたのですが、ストーリーがおもしろく、キャラクター設定もうまいので、そんなことはすぐに気にならなくなります。そして、映画女優としても活躍してきたマデリーン・ストウの悪女ぶりが素晴らしく、昔は清純派だっただけにそのギャップで余計に新鮮味がありました。年を取ってもこれだけの美貌を備えているという点でも彼女は見どころの一つです。またセレブの世界が舞台なので、豪邸やキャラクターたちの衣装、パーティの豪華さなどは観ているだけで楽しいです。
シーズン１に関しては、主人公のエミリー（正体はアマンダ）と幼馴染みのジャック（長年離れておりエミリーがアマンダだとは気付いていない）、エミリーの宿敵グレイソン家の息子ダニエルとの三角関係にキュンキュンしながら観ましたが、終盤でこの三角関係をさらにこじらせるキャラクターが出てきたり、かなり早い展開が楽しめます。シーズン2は前半ちょっとトーンダウンしてしまった感はありましたが、後半でまたおもしろさを盛り返し、ラストは衝撃の結末を迎えます。一つ別の衝撃はシーズン1で真田広之が演じていたタケダというキャラクターが真田広之が途中で降板したことにより、シーズン２で全く知らない、全く真田広之とも似つかないおじさん（しかも恐らく日本人俳優でもない）に変わっていることです。何の説明もなくすり替わっているのでシーズン2で登場するタケダに「誰やねん！」と言いたくなると思いますが、そういう事情ということを念頭に入れて、逆におもしろがって観てもらえればと思います。
シーズン１から通して、善のキャラクターだと思ったら悪に転じたり、悪だと思ったら善の顔を見せたり、人間関係がどう絡んでいくかは毎回予測不可能。軸はエミリーの復讐ですが、 だんだんとエミリー以外のキャラクターにもそれぞれに復讐ストーリーが生まれてくるので、誰が誰と組んで、誰が誰を裏切るのかという部分もスリリングです。
やはり続きが観たい衝動は変わらずシーズン3が気になって仕方がない終わり方です。これからシーズン3を観る方は、公式サイトなどで相関図を観てしまうと、ネタバレしている部分がありますので、ご注意を。シーズン3の場面写真を観るだけでもちょっとネタバレ要素があったり、要注意です。
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