TOP > 映画に隠された恋愛哲学TOP > HERE
『ピース オブ ケイク』 2015年9月5日より全国公開 ©2015ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」制作委員会 |
『ピース オブ ケイク』 |
---|---|
これまで相手から好きになられて流されがちな恋愛ばかりしていた主人公の志乃は、ようやく自分から惹かれる相手を見つけます。生活を変えようと引っ越しした部屋の隣りに住むその相手は、京志郎といい、たまたまバイト先の店長だったことで急接近。でも、彼には同棲している彼女がいて、志乃の恋愛が成就するまでには一苦労あり、やがて彼女の座を獲得しますが、幸せ過ぎる志乃は不安も感じるようになります。 |
|
好きだと言われたらなんとなくつきあってしまうという恋愛を続けていた志乃は、生活を変えようとした矢先にも、まだそのクセは抜けずに不安定でした。でも、隣りに住む京志郎の姿を初めて見かけたとき、彼のさわやかな笑顔を見た瞬間、「風が吹いた」と感じ、自分のなかで何かが芽生え、彼女は自分を変えられると信じ始めます。今回だけはいつもの繰り返しはやめようと、相手に素直になり、たとえ彼女がいても当たって砕けろの精神で京志郎に思いをぶつける志乃。その後いろいろあって、ようやく正式な彼女になるわけですが、ラブラブな関係に今度は落ち着かない志乃は、ある不安要素を見つけてしまい、ドツボにはまっていきます。 |
|
TEXT by Myson