映画『マレフィセント2』来日ジャパンプレミア:アンジェリーナ・ジョリー、サム・ライリー、MIYAVI
本作の公開を控え、主演アンジェリーナ・ジョリーと、今回初来日となるサム・ライリー、そしてMIYAVIが、1000人を超えるファンが詰めかけた会場に登場しました。
自身にとってマレフィセントという存在はどんなものか聞かれたアンジェリーナは、「たぶん私達すべての中にマレフィセントというキャラクターがいるのではないかと考えています。彼女は少しワイルドで、常に自由を求めている。誰の人生の中でも傷ついてしまったり、辛いことがあったり、迷子になってしまったような気持ちになったり、何か自分は人と違うのではないかと感じてしまったことがあると思います。でも私達は戦うことを知っていて、戦う前にどんどん進んで、皆が一つになって、さらに前に進んでいくわけですよね。それこそが彼女が表現しているものだと思います」と答えました。
今回のテーマについては、「家族というのは決して血で繋がってなくてはいけないということではないということ。そしてダイバーシティ(多様性)があるということは強さであるということ。私達は皆が一つになれた時こそ一番強くなれるのだというメッセージがあると思います」と話しました。
初来日となったサム・ライリーは、「今回初めて日本に来たんですけど、残念ながらずっとホテルにいたんですね。ですが、日本の方々は温かくてとてもフレンドリーで親切ですごく感動してます」と感想を述べました。
共演したアンジェリーナについて、サムは「アンジェリーナ・ジョリーという方は私が今まで会ったなかでも最もチャーミングな方の1人なんですね。才能に満ちあふれているだけでなく、とても温かくて、疲れ知らずの本当にハードワーキングな方なんです。今回一緒にまたお仕事ができて、とても光栄に思っていますし、またご一緒できたらと思っています」と称賛しました。
MIYAVIはアンジェリーナについて「僕は『不屈の男 アンブロークン』という映画で、ご一緒させて頂きました。(それはアンジェリーナ・ジョリーの)監督としての作品だったんですけど、彼女の作品にかける強い思いとパッションと、(今回は)”マレフィセント”への思いをそばで見ていたので、女優としての彼女の輝きに僕達が現場で魅了されて、そしてその輝きと共にこの作品を作っていって、彼女がプロデューサーとしてもこの作品にメッセージを込めたいということを僕達皆が感じながら取り組みました。種族や生活様式、価値観を超えて一つになる。認め合って、共存していくことの尊さを伝えたい、その思いを僕達も感じながら、この作品に取り組ませて頂きました。本当に彼女の思いに僕達も共鳴して、ここにいます」と熱く語りました。
最後にアンジェリーナは「作品をとにかく観て頂けたら嬉しいですし、皆様の期待を超えるような作品であってくれたらと思っています。そして、皆様の心に響くような作品であったとしたならば、再び”マレフィセント”の作品をお届けできるかも知れません。本当に今日はこの場にこうやっていられてワクワクしております。たくさんのマレフィセント(仮装をした人々のこと)が来てくださって、皆様へ愛をここからお届けしたいと思います。ありがとうございます」と感謝を述べました。
最初に日本に来てすることは、キディランドを訪れることというアンジーは、今回家族も一緒に来ていました。
彼女の言葉や、サム、MIYAVIの言葉から、アンジェリーナ・ジョリーという一人の女性の生き方が、この作品に詰め込まれているように感じました。そんな思いが詰まったテーマにぜひ注目して観たいですね。
映画『マレフィセント2』来日ジャパンプレミア:
2019年10月3日取材 PHOTO&TEXT by Myson
『マレフィセント2』
2019年10月18日より全国公開
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
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