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『セッションズ』
2014年6月11日ブルーレイ＆DVDリリース
2014年5月17日部活実施
TSトーキョー社内にて
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映画批評&デート向き映画判定
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女子172名に聞いた！「カラダの繋がりは恋愛でどこまで大切？」アンケート結果
※一部、ネタバレする箇所があります。
マイソン：では感想をお願いします。
Aさん：私はこういった障害を持っている人がいるってことを初めて知りました。主人公マークの気持ちの変化を描いていくストーリーかと思ったら、マークに関わる女性の心情にもフォーカスしていたので、同じ女性の立場でのめり込んで観ました。
Bさん：体が不自由な方の話だということは知っていたのですが、セックス・セラピーのお話だったので驚きました。でも体の不自由な人たちにとってみてもとても大切なことだし、なかなか普段触れられない内容ですよね。それにアメリカではきちんとそういう職業があるんだなって知って、逆に日本だとどうなのかなと思いました。
マイソン：日本でもセックス・セラピストという職業はあるようですよ。アメリカの場合は国が認めた職業になっているみたいです。
Bさん：なんとなく日本ではそういう話題には蓋をしているように思いますが、アメリカだとオープンなんですね。でもこの映画を観ないとわからなかったので、これを機に知ることができて良かったです。
Cさん：私はセックス・セラピストという職業の人にちゃんと家庭があることに衝撃を受けました。邦画でも障害者の方のための風俗嬢が描かれた作品はありましたが、その方の家族関係までは描かれていなかったので、この作品には驚かされました。それから障害者であるマークが、感覚はあるのに筋肉が動かないから触れられないっていう状況に切なさを感じました。でも物語はすごく心に響いて、好きな人と触れ合うことってすごく素敵なことなんだなって感動しました。
Dさん：頭の意識ははっきりしているけど、体は動かないという人生は、想像ができないし、どんな人生なんだろうって思いました。もし人生を投げ出したくなってもこの人は自殺できないんだとか、頭が良い人なだけにいろいろと考えて辛いのかなと思えて、自分はなんて健康で幸せな人生を送っているんだろうと思いました。
Eさん：同じような障害者の尊厳死を描いた映画『潜水服は蝶の夢を見る』と対比しながら観たんですが、この映画の方がやっぱり全体的に明るさがありました。
マイソン：観る前の印象と観た後の印象は違いましたか？
Cさん：日本だけR-18になったっていうのを聞いて「そんなに赤裸々なシーンがあるんだ」と予想はしていましたが、セックス・セラピーの内容が具体的で「次のときはこうしましょう」とかリアルだったのでビックリしました。でも実話だと思うとすんなり入ってきて余計に心に響きました。
Aさん：私はマークが障害を持っていることから、恋、仕事、性に関して諦めている人物なのかと思いましたが、マークは周囲の人を笑顔にさせてくれるキャラクターで、性との向き合い方にもポジティブで、観ていてスカッとするストーリーでした。自分だったらあんなジョークは言えないだろうなって。どう生きていくのかも想像がつきませんが、強い人だなって感じました。
マイソン：首から下が動かない状態で38年間生きてきて、あれだけ明るい性格って一体どうやって暮らしてきたのか気になりますよね。
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マイソン：もし自分がマークと同じように障害を持った場合に恋愛すると思いますか？
＜恋愛する＝3人、恋愛しない＝3人＞
Bさん：好きにはなるんじゃないですかね〜。
Cさん：恋愛はしますよね。ただ相手の方に申し訳ないなとは思います。
マイソン：恋愛の可能性があるっていうのは相手が受け入れてくれたらってことですか？
恋愛する派3名：そうですね〜。
マイソン：恋愛しない派の方はどうですか？
Dさん：相手は自分のことを好きだったらいろいろとしてくれるのかも知れませんが、自分は相手に何もしてあげられないって思うと悪いし、一緒にいるのが申し訳なくなってしまって自信がなくなってしまう気がします。
Eさん：自分が勝手に好きになる分には相手は関係ないので、一方的に好きになることはあるかも知れません。でも恋人同士になるのはハードルが高いです。もし恋人同士になれたとしたら、やっぱり人間ですし体の関係もあるんじゃないかなって思います。ただそこにいくまでに相手のこともあるしやっぱり難しいですね。
Aさん：私の場合は、もし好きになっても絶対に口にも顔にも出さないで隠しておくと思います。彼が障害者である自分といるよりも健常者の相手といる方が良いんじゃないかって考えてしまうと思います。私といたら犠牲を払ったり、我慢をしてもらうこともあるだろうし、それだったら健常者の子と一緒にいてもらって、私は遠くで見ている方が良いし、その方がお互いに幸せかなって思います。
マイソン：なるほど〜、どちらの考えにも共感です。
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2014年6月11日ブルーレイ＆DVDリリース
監督・脚本：ベン・リューイン
出演：ジョン・ホークス／ヘレン・ハント／ウィリアム・H.メイシー／ムーン・ブラッドグッド／アニカ・マークス／ロビン・ウェイガート
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
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映画批評&デート向き映画判定
女子172名に聞いた！「カラダの繋がりは恋愛でどこまで大切？」アンケート結果
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６歳で患ったポリオが原因で首から下が麻痺してしまったマークは重度の呼吸障害を抱えているため、巨大な呼吸器の中に横たわり、一日の大半を過ごしている。そんなマークは若くて美しいヘルパーのアマンダに恋をするが、彼女に触れることすらできない。38歳まで“経験ナシ”で生きてきた彼は、愛する女性と精神的にも肉体的にもつながりたいと思い始め、セックス・セラピストの“セッション”を受けることに…。
© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2014.5.17 event
