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世の中のホームシアターの先入観は間違い！実はすごく手軽にできる
マイソン：自宅にホームシアターを設置するとしたら何が一番気にかかりますか？
Aさん：やはり防音が気になります。以前リビングで音楽を付けたままお風呂に入っていたら、音が漏れて聴こえて「もしかしたら隣りの部屋にも響いているのかも？」と心配になりました。適切な防音の仕方があれば教えて欲しいです。
Bさん：私も防音です。今はヘッドフォンを使っていますが、防音がしっかりできるならスピーカーも置きたいなと思います。
Cさん：うちは既にホームシアターを組んでいて、普段テレビを観るときからいつも5.1chで聴いています。たまにテレビから直接音が出ているときは、全然違うのですぐにわかるんです。私は普通のマンションに住んでいるのですが、実験的に昼間にボリュームを大きくして音楽を流し、ベランダに出て窓を閉めたら音が聴こえなかったんです。低音さえ抑えればボリュームを上げても音が響かないことを実感しました。なので今のところ苦情はきていません（笑）。
オンキヨーさん：やはり音が漏れる一番の要素は低い音なんです。低音のボリュームを上げれば上げるほど近所に漏れてしまいます。でも低い音だけ抑えれば、ある程度ボリュームを上げてもそんなに音が漏れることはありません。それに加えて、音を漏らさないために大切なのは部屋の機密性がきちんと保たれていることなんです。たとえ防音室だったとしても、空気が通る隙間があれば音は漏れてしまいます。逆に防音室のような分厚い壁がなかったとしても、機密性が高ければそんなに音が漏れることはありません。完璧ではないですが、まずは窓を閉め、厚手のカーテンを閉めて頂くだけでも音が外に漏れにくくなるので試してもらえたらと思います。
Dさん：私は機材の大きさと部屋のバランスが気になります。どうせなら一番良い環境で楽しみたいので、最低限どのくらいの広さがあれば楽しめるのか気になります。
Eさん：一番気になるのは費用です。良いスピーカーが1つだけあっても意味がないと思うのですが、小さくてそこそこの金額のスピーカーだったら何個くらい集めたら良いのでしょうか。
Fさん：そもそもホームシアターの定義自体がよくわかっていない部分があります。映画が好きなので、将来的にはホームシアターが組めたら良いなと思うのですが、実際にどのくらいの広さが必要なのか、機材は最少でどのくらい必要なのかが気になります。
オンキヨーさん：混乱されている方が多いのですが、実は“ホームシアターシステム”を導入することと“ホームシアタールーム”を導入することでは違うんです。ホームシアターシステムを導入するだけであれば、1〜2万円から揃えることができます。また、ホームシアターは必ずしもサラウンドじゃないといけないというわけではありません。スピーカーが1つのバータイプでも立派なホームシアターだと言えます。あとは製作者の意図をどれだけ忠実に再現したいか、有効スペースがどのくらいあるのか、予算がどのくらいあるのかで、それぞれの方に合った環境づくりをして頂ければと思います。言わば、空間におけるサウンドデザインですね。
Gさん：自宅のくつろぎスペースが限られてしまうのですが、ホームシアターにするなら20畳とか、ある程度の広さが必要だと思います。そうなると費用も相当高くなりそうですよね（苦笑）。
Hさん：都内の一戸建てなので隣りの家と相当近いので、夏に窓を1つ開けているだけで音が聴こえてしまうんです。リビング、ダイニング、キッチンが一つの部屋になっていて、階段の吹き抜けなどもあるので音がどう反響するのか、木造建築だとどうなのかなども含め、空間の使い方が気になります。
Iさん：ホームシアターといえば、地下室を持っている人が作るというイメージです。私はプロジェクター専用のスピーカーを持っているので、プロジェクターを使うときだけ設置しています。でも忙しいと面倒になってしまって、結局テレビのスピーカーで聴いてしまっています（苦笑）。やっぱり常設となると、スペースも必要ですよね？
Jさん：機材が大きいイメージがあるので、1人暮らしの部屋だと機材がスペースをとってしまって、生活空間が狭くなってしまいそうな気がします。小さいスピーカーは持っていますが、今はそれが限度かなと思います。本当は壁にスピーカーを埋めたいと思いますが、賃貸なのでさすがに難しいですね（苦笑）。
オンキヨーさん：ここでは7.2.4chでドルビーアトモスを体験頂きましたが、5.1.2chであれば4畳半から実現可能なんです。実際には生活スペースも必要なので、6畳くらいの広さがあれば4畳半の有効スペースをとることが可能ですよね。
一同：それならできるかも！
Kさん：部屋の形も気になったのですが、この部屋のように正方形の方が良いのでしょうか？
オンキヨーさん：実は、真四角の部屋の方が良くないんですよ。理想は左右対称ですが、平行面を作ると壁などに反射した音が部屋の中心に集まってしまい、本来表現したい音が出にくくなってしまうんです。なのでこの部屋の壁も敢えてギザギザにしてあって、平行面ができないように工夫されているんです。
一同：なるほど〜！
まさか4畳半でドルビーアトモスが再現可能とは驚きですよね！“ホームシアター”と聞くと構えていた皆さんですが、現実を知り「うちもやってみたい！」「少しずつなら揃えられそう」という声がたくさん挙がっていました。ぜひ皆さんもご自身に合わせた音響環境づくりをしてみてください！
そして映画『コードネーム U.N.C.L.E.』については、「男女問わず楽しめるのでデートで観るのもオススメ」「皆で集まってワイワイ観るのも楽しそう」などのイチ押しコメントを頂きました。女子同士でイケメン2人を品定めしながら観たり、60年代のファッションを参考にするのも盛り上がると思います。ぜひご覧ください。
※今回会場となった“オンキヨーマリンシアター”の1〜2階には、“Gibson Brands Showroom TOKYO”があります。ここは、オンキヨー、ギブソン社、ティアック、パイオニア、フィリップスの５社がコラボレーションした、プレミアムな音と音楽が体験できるショールームとなっています。ちなみに1Fではホームシアター仕様のドルビーアトモスも体験可能です。→詳しくはこちらをチェック！
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©2015 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.
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