このコーナーでは特にコメディが好きな女子に向けて、おすすめの作品をご紹介します。
■ブルーノ
■ディクテーター 独裁者 身元不明でニューヨーク
■アリ・G
■ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
■ジャッカス シリーズ
■jackass number two the movie
■親指タイタニック
■チーム★アメリカ ワールドポリス
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世の中には理解不能なアホがたくさんいます。ある者はあまりにも無謀で、ある者はあまりにも下品で、ある者はあまりにも過激…。彼らにちょっとあきれながらもちょっと気になり、ちょっと愛おしさを感じてしまう、そんな女子もいますよね?こんなどうしようもない奴らを好きな女子も、嫌いな女子も、究極の愛すべきアホ男を観察すべく、アホコメディも観てみましょう。
日本ではまだあまり知名度はないかも知れませんが、何気に大作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』に出ています。人種差別的なジョークもたくさん使っちゃうサシャは『ブルーノ』劇中でもユダヤの話題を出しますが、彼自身ユダヤ人です。どういう風に育ったら、こうなるのか不思議でしょうがないですが、アホも突き抜けていて怖い者なしの彼を無視できません。きもいと思っても観てしまう、サシャ・バロン・コーエン作品を一度お試しください。
■イイ男セレクション/サシャ・バロン・コーエン
真面目に観てはいけません。モラル的な視点で鑑賞してはいけません。どうしようもないアホが、本気でアホなことをやって、周囲の反感を買いながらも一部の同類アホに支持されるコメディを作り続けていることには拍手を贈りたいです。ここまでやるアホは世界中に彼くらいではないでしょうか?観ているこっちが彼の身の危険を案じてしまいますが、差別発言盛りだくさん、タブーも連発、下ネタもハンパないのです。どういうつもりで作っているのか理解不能ですが、ここまでアホに徹して作られてしまうと、逆にそういうタブーなことを敢えて笑ってしまって、皆平和になろうぜってことなのか?と変な気持ちになってしまいます。毒されてますね(笑)。あと、驚くべきはラストの歌のシーンで、ボノ、エルトン・ジョン、スヌープ・ドッグ、スティングなどが登場しているのですが、「本物?」「なんで出演するの?」と目を疑いますがすごいですね。まあ、この映画が作られて、公開されるに至っているということは、同じ阿呆がたくさんいるということですが、どんな現場なのか計り知れないですね。と良いながら、そんなサシャ・バロン・コーエンの作品をなぜか気になり観てしまう私もかなりの阿呆であることは間違いありません。
bruno 完全ノーカット豪華版 [DVD]
2010年9月3日リリース(レンタル同時開始)
エイベックス・エンタテインメント
©2009 MRC II Distribution Company LP
サシャ・バロン・コーエン以外にも根っからのアホはたくさんおります。ジャッカスは日本でもお馴染みですよね。小学生並の笑いも本気でやってしまう男子たちの理解不能なコメディ。いつかこんな奴らに出会ったときの対処法を考えるために、しょうがなくでも良いので、一回観てみましょう。くれぐれも真面目に、モラルのある見方をしないように(笑)。冗談が通じない人は不愉快になる恐れがあるので観ないでおきましょう。
というわけで一部の人には絶対に不評なコメディを敢えてご紹介(笑)。でもコメディ女子ならこれくらいは平気ですよね?所詮、コメディです。あまり考えすぎず、いっぱい笑ってくださいね。
2012.9.27 TEXT by Myson