2016年10月1日より全国公開
カルチャヴィル、ローソンHMVエンタテイメント
公式サイト
![]() 資料によると、1947年カントリー歌手としてメジャーデビューしたハンクの音楽は、その後エルヴィス・プレスリーやザ・ビートルズなどへ受け継がれ、“ルーツ・オブ・ロック=ロックの父”と呼ばれるほど。2001年にリリースされた「ハンク・ウィリアムス トリビュート」にはボブ・ディラン、ジョニー・キャッシュ、キース・リチャーズ(ローリング・スト−ンズ)、BECK、ノラ・ジョーンズ等が参加していることからも、彼が今もなお伝説のスターであることがわかりますね。そんなハンク・ウィリアムスは、劇中ではとても扱いづらい人物に映っていますが、こういうスターの伝記を観る度に、人を感動させる歌の内容と、私生活での素顔とのギャップはどこから生まれてくるのだろうと考えてしまいます。それはスターであり続けることと、いち人間としての幸せの両立が難しいことと深く関わりがあるように思うのですが、スターとはいえ1人の人間であるからこそ、多くの人の心に通じるメッセージが届けられて、その一方でスターだからこそ普通ではいられない苦悩が全部私生活のほうに鬱積してしまうのだなあと切なくなります。男女のストーリーとして観ても、「もしこういう人を好きになったら、私はどうするか」と女子目線でもいろいろと感じるところがあったので、夢を追う男性と付き合っている女子はぜひ観てみてください。 |
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2016.9.12 TEXT by Myson