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アリータ：バトル・エンジェル

2019年2月22日より全国公開
20世紀フォックス映画
公式サイト

いろいろな点で圧倒され、観終わった後は充実感でいっぱい。2時間を超える上映時間もあっという間です。アクションの動きは綿密に練られており、スピード感が凄まじく、スクリーンから目を離す暇を与えてくれません。サイボーグであるアリータが、実写のキャラクターといかに融合するかが気になっていましたが、ここまで見事に溶け込むとは、技術の進歩と、演出力、演技力を感じます。原作は、日本の伝説的SFコミックで、木城ゆきとの「銃夢（ガンム）」。日本人が生み出した作品が世界的な映画となるのは、嬉しいですね。で、本作は一旦ストーリーに区切りはありますが、続きがあるようで、早く観たくてたまりません！ラストのラストで、謎の人物を演じる俳優が明かされるので、最初から最後まで目をパッチリ開けて観てください。

SFアクション超大作であり、ラブストーリーであり、老若男女問わず楽しめるエンタテインメント作品です。気まずいシーンもなく、アクションはかなり激しいですが、サイボーグ同士の戦いがメインなので、生身の人間同士が戦う残酷なアクションのような観づらさはありません。原作は日本の作品というところでも、少し馴染みやすく感じると思います。友達以上恋人未満のデートや、初デートでもオーケーですよ。

アリータは動きもしなやかで、本当に強いので、アクションシーンは観ていて爽快。上映時間が2時間を超える点で、幼いキッズは集中力が持つかどうかが気になるところですが、とてもテンポ良く描かれていて、飽きさせない内容なので、小学校高学年以上なら充分楽しめると思います。親子愛も描かれているので、家族で観るのも良いと思います。