2016年11月5日より全国公開
BS-TBS
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近年、本格的な就活に入る前に企業で仕事を体験する“インターンシップ”制度を利用する学生が増えていて、本作ではそんなインターンの現場を舞台に主人公が奔走する様子が描かれています。キャストは、主演の新木優子を始め、岡本杏理、佐野岳、青木玄徳、栗原類などフレッシュな顔ぶれが勢揃い。それに加え、風間トオルがキーとなるキャラクターを演じています。 インターンと聞くと、単純な職業体験のイメージを持っていましたが、本作を観てそんな甘い考えがすっかり覆されました(苦笑)。本作のインターンは、既に就活が始まっているも同然で、毎日のように課題に取り組み、プレゼンを行い、それが評価され、成績優秀者は入社パスがもらえるというもの。物語自体はフィクションですが、インターンの内容は実在する学生人気トップ企業が採用している制度をもとにしているそうで、大人目線で観てもその厳しさを痛感しました。でもそんなシビアなインターンの現場が描かれる一方で、かるたサークルの存続危機の展開などコミカルに描かれた楽しい部分や、主人公が周囲と協力して前向きに頑張る姿が描かれていたので、就活はただ大変という印象よりも「私も頑張ろう!」と勇気をもらえる内容だったのが良かったです。 企業によっていろいろなインターンがあると思うので、これがすべてではありませんが、学生の皆さんはぜひ本作を参考として観て欲しいと思います。 |
インターンのお話がメインなので、ラブ要素はありませんが、まさにこれから就活を迎えるor就活中の学生カップルであれば、一緒に観るのもアリだと思います。よく就活や就職をしてから学生時代に付き合った相手とはお別れしてしまうケースもありますが、そんなことにならないようぜひ今のうちからお互いの将来に対する考えを話し合っておきましょう。 |
キッズにはインターンも就活もまだピンと来ないかも知れませんが、さまざまな課題に奮闘する主人公を観て、何事にも一生懸命に取り組むことの大切さを学びましょう。ティーンは、就活や将来のことを考えることはもちろん、自己分析的に自分自身のことも考えてみてください。就活中は周囲の様子も気になり、「早く内定をもらいたい!」と、内定を取ることが目的になってしまいがちですが、その後に就職して働くのは自分自身です。どんなときでも周囲のことは気にせず、自分が本当にやりたいことをしっかりと見極めていくことが大切です。自分を見失わず、やりたい仕事に就けるように頑張ってください! |
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2016.10.31 TEXT by Shamy