2018年5月26日より全国公開/PG-12
シンカ
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才能はありながら不遇な人生を送っていた天才達は、超絶合法ドラッグの製造に才能を活かしてしまい、犯罪者に。その1人、受刑中のエドアルドは、警察からドラッグ犯罪の捜査協力を依頼され、仲間の研究者達を召集。彼等は犯罪歴抹消を約束され、捜査に奮闘するという設定がとてもユニークです。天才だけど、“残念”さが漂うキャラクターばかりで、電車のシーンはとても間抜けで一番笑えました。3部作のうちの2作目ということですが、本作から観ても問題なく物語についていけます。天才達が主人公なので、難しい会話が飛び交うのかなと思いつつ、ベースがコメディなので難しさはなく、気楽に楽しめます。社会風刺も効いているので、いろいろな観方ができます。 |
社会風刺も効きつつ、基本的にはコメディなので、男女共に幅広い層に楽しんでもらえる作品だと思います。職業として狭き門である研究者達の不遇な状況を描いている点で、特に大学生や大学院生、研究職の方を誘うと、興味津々で楽しんでもらえそうです。観終わった後は、感想を語りあうも良し、特に掘り下げずにサラッと次のデートメニューに進んでも良しの軽さもデート向きです。 |
笑えるシーンがちょいちょいあるので、観やすいですが、PG-12でドラッグ絡みのストーリーなので、中学生以上向けでしょう。洋画に興味を持ち始めた人は、本作でイタリア映画デビューをしてみてはどうでしょうか?とても観やすいので、ヨーロッパ映画の楽しさを知る取っかかりには持ってこいです。友達と観て、一緒に笑ってください。 |
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2018.5.16 TEXT by Myson