2018年4月28日より全国公開/R-15+
ファントム・フィルム
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主人公、節子の言動がすごく痛いけど、こういう年頃になると、こんな感情になるんだろうなという描写がリアルで、笑えつつ共感できます。役所広司の登場シーンもユーモアたっぷりで、テーマは消して明るいとは言えないけれど、作品全体的には軽快さがある分、観やすいです。そして、ジョシュ・ハートネットの出演で箔が付いて、日米合作として洋画と邦画を両方楽しめる感覚も本作の魅力の一つになっています。それにしても、ジョシュ・ハートネットがカッコ良かった!役柄は決してカッコ良いとは言えないですが、髪型のせいか、すごく若返って見えました(笑)。寺島しのぶの物怖じしない演技も、改めてスゴいなと思います。 |
エロティックなシーンがちらっと出てくるので、初デートではちょっと気まずいかも知れませんが、何度か一緒に映画を観ているカップルなら、それほど気にならないと思います。ただ、孤独な中年女性の片思いが描かれているので、カップルで観るよりも、1人でじっくり観るか、女性同士で観るほうが楽しめると思います。女子トークにも華が咲きそうなストーリーで、年代問わず女性は楽しめると思います。 |
R-15なので、15歳未満の人は観られません。主人公が40代ということもあり、ティーンの皆さんでもピンとこない部分はあるかも知れません。いろいろと人生経験を積んでから観たほうが、より楽しめると思います。でも、アメリカで一人旅をしたい人や、外国人との恋愛に興味がある人は、疑似体験する感覚で観ると楽しめそうです。 |
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2018.4.18 TEXT by Myson