2011年2月19日より全国公開
東映
公式サイト
映画史上に語り継がれるオリジナル版香港映画『男たちの挽歌』から24年。ジョン・ウーが製作総指揮を務め、新たな構想で韓国を舞台に作り上げたのが本作です。予想通り、出演する女性は食堂のおばちゃん一人だけという男祭りな映画で、男子が喜ぶ内容だというのはもちろんですが、今回の主演二人が本当にかっこいい!幅広い役柄でいろいろな顔を見せるチュ・ジンモ、日本でも絶大な人気を誇るソン・スンホンがマフィアの男をクールに演じています。でも、根っからの悪ではなくて人間味があり、本当はとても優しい心も持ち主で不器用なところがキュンとするんですよね〜。 血の繋がった兄弟愛と、兄弟分という絆、両方の関係が描かれていて、どちらもお互いへの愛を存分に感じます。憎み合っていても兄弟は兄弟だし、血が繋がっていなくても兄弟になれる…そんな人間の繋がりの良い部分をバイオレンス映画で描いているっていうのも憎いですね。 |
男子は好きなジャンルだと思いつつ、最近の若い男子の中性化を見ていると、こういう映画に興味があるのかわかりませんね。でもあなたがこの手の映画が好きならぜひ彼、旦那を連れて行ってあげてください。観終わったあとは「男で良かった」とちょっと胸を張りたくなる気分になるはずです。まあ真似しても、主演の二人のかっこよさには追いつくのは難しいですが(笑)。あと「韓流でしょ」と観ず嫌いはもったいない。これはどこ国の映画かなんて考えず、洋画として楽しんでもらいたい作品です。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/チュ・ジンモ
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2011.1.3 TEXT by Myson