2017年7月22日より全国順次公開
インターフィルム
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ストレートな怖さというよりも、ジワジワとくる怖さが魅力の本作。老婆の不気味さや、悪魔の象徴とされる山羊を使った描写などが印象的です。宗教的な側面も大きいので、国によって怖さの感じ方なども違ってくるように思いますが、疑心暗鬼に陥った人間の恐ろしさと、絶望に陥った人間のなれの果てが描かれている点で、誰でも身近に感じられるストーリーではあります。 主演は、リドリー・スコット監督作『モーガン プロトタイプ L-9』や、M・ナイト・シャマラン監督作『スプリット』で主演を飾った若き新星アニヤ・テイラー=ジョイ。彼女のとても大きな瞳はそれだけで存在感があり、神秘性を感じさせます。ちょっと怖い映画も観てみようかなと思う方にも、入門編としてオススメです。 |
女子目線だといやらしさはそれほど感じませんでしたが、一応ヌードシーンはあるので、それだけで気まずさを感じそうなカップルにはオススメしません。ジワジワとくる怖さなので、「キャッ!」と言って、どさくさ紛れにしがみつけるようなタイミングはあまり出てこないでしょう(笑)。好き嫌いは分かれそうなので、好みの合う人と一緒に行くか、1人でじっくり観るのがオススメです。 |
キッズも登場するので感情移入しやすい部分もありますが、これをキッズが観るのは怖いと思います。ある意味衝撃的なシーンがいくつかあるので、中学生くらいになってから観たほうが良いのではないでしょうか。でも、魔女の話とかって小学生高学年くらいなら興味がある人もいそうなので、観たい人はチャレンジしてみては? |
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2017.7.12 TEXT by Myson