2017年11月17日より全国公開
東宝映像事業部
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アニメだからこそ実現出来るスケール、ストーリーを盛り込んでいる点で、実写版と異なる魅力を感じました。時代設定は2048年ということで、結構近い未来。地球は人間が住める状況ではなくなっていて、ゴジラほか恐竜達が生息しています。本作で描かれるゴジラは、映画のとは少しイメージが違い、完全に敵対しています。その点も興味深いですが、本作にはまだ続きがあり、本作での解決はあまり意味はありません。まさに「ゴジラ、どんだけ〜!」と言いたくなる衝撃があるんです。この先もストーリーが続くことを考えると、本作は序章という印象ではありますが、全容を掴む上で重要になってくる部分ではあるので、全編通して観るのを期待して、まず本作を観てみてください。 |
日本人なら馴染みのあるゴジラのストーリーなので、ある程度広い層に受け入れられると思います。シリーズで描かれる映画の1作目なので、次作も一緒に観ようと約束すると、暗に「これからもずっと一緒にいようね」と言っているようなものなので、どさくさに紛れて好意を伝えられるのもラッキーです(笑)。 |
実写版のゴジラならキッズは怖いかも知れませんが、アニメのゴジラならまだ耐えうると思います。上映時間も短いので、キッズでも観やすいでしょう。ゴジラ好きのお父さん、お母さんは、「たまには大人も楽しめるアニメが観たい」と思ったら、本作を親子で観てはどうでしょうか? |
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2017.11.8 TEXT by Myson