2017年1月28日より全国公開
東宝
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夫婦の物語なので、最初は妻の視点で観始めましたが、阿部寛が演じる主人公の宮本陽平が頼りないけど憎めないキャラで、だんだん応援したくなってきます。最初はどうなっちゃうんだろうという展開で、離婚というキーワードが出てきた瞬間に、どんな点で“恋妻家”に繋がるんだろうと興味を引かれます。宮本陽平は教師なのですが、生徒とのやり取りにも彼の成長や変化が見えて、共感点が徐々に出てきます。そうやって、徐々に彼への共感と同情を煽ったところで、あの結末。グッときましたね!その後のユーモラスなオチも粋で笑いを誘います。それにしても阿部寛ってスゴイですね。あの顔立ちでもちゃんと情けない役ができて、コメディも得意。今回も存分に楽しませてもらいました。 結婚って大変だけど、やっぱり良いなあと思える内容なので、結婚に消極的な人にこそ観てみて欲しいです。結婚に疲れている方には、吉と出るか凶と出るかわかりませんが(笑)、ぜひお試しください。 |
ご夫婦で観ると、良くも悪くも刺激があるので、リフレッシュのために観てみて欲しい映画です。ベテラン夫婦やカップルは、主人公夫婦の真似をして、改めて2人の関係に取り入れるのも良さそうなネタがありますよ。これから結婚するカップルには、シミュレーションとしてオススメですが、結婚に希望が持てる内容なので安心して観てください。夫と行くのはさすがに気まずいと言う方は、女子同士で観ても楽しいのでぜひ。鑑賞後には言いたいことがいっぱい出てくると思うので、会話が弾むと思います。 |
50代の夫婦の物語なので、キッズにはまだピンとこないと思いますが、ティーンくらいなら楽しめる内容です。自分の親に置きかえると複雑な心境になる部分もありますが、子どものために親はいろいろと頑張っていることも理解できると思います。離婚というキーワードが軸にはなっていますが、重い内容ではないので気楽に観てください。 |
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©2017『恋妻家宮本』製作委員会
2017.1.24 TEXT by Myson